なぜか年明けから、他所で受療して悪化した症状のアフターケアをお願いされることが増えております。

アフターケアと書けば聞こえは良いですが、要は尻拭いなわけで気分としては複雑。

お話を伺うと、痛いのを我慢して受けていたら途中からおかしくなった、といったものが多いです。

全身をくまなく揉みほぐせばよいというものでもないし、力任せにグイグイ押せばよいわけでもなく。何でもかんでも柔らかくすればよいって話じゃないし、長時間施術したから効果が上がるってものでもない(私はむしろ時間がかかればかかるほど逆効果だと考えます)。

施術を担当した人からすれば教わった順番で揉むだけですから、そこに工夫をしようという感情はまずないでしょう。

「ここはこのように揉みましょう」「こう触れると嫌がられます」といった底の浅い知識と技術しかなく、60分1本勝負で時間内に揉み終われば OK という気持ちしかないから、こういう事故が後を絶ちません。

 

 

身体のどこかを無理に柔らかくしようとすれば、その分だけ他のところに影響が出ます。その際、仮に痛みを感じたならば、それは他のどこかに無理が生じているということです。

揉めば必ず無理が生ずるかと言うと「必ず」ではありません。しかし、負担になっているのは確実です。薬を飲んで副作用を感じる人もいれば、(実際には出ているけど)副作用を感じていない人もいるのと一緒です。

あまりにも身体の緊張が強い場合、グイグイ押すタイプの施術を受けると悪化する可能性が高いです。アフターケアを希望された患者さんにも一応はお伝えさせていただいています。

揉み療治って心地よさとは裏腹に意外と(破壊力が)強いです。どうぞ、皆さまも受療前は気をつけてくださいね。

そして、もし受療後に不調になったら、当院のような他院に助けを求め前に担当の人に現状を伝えちゃんと説明をしてもらってください。そうしないと貴方の担当者は間違いに気づくことも成長することもありませんので。