一信九疑

 

両腕のしびれ症状で通院されている患者さん。

仕事やプライベートが忙しい中、なんとか折り合いをつけて

通院してくださっています。

 

その努力が実り始め、3回目の施術が終了した時点で

しびれが7,8割改善してきており、もう少しと言ったところでしょうか。

 

ただ、こちらの患者さん、とても猜疑心が強い方。

初診の時点で信頼していただけなかった私の技量不足もありますが、

7,8割良くなってきていたら、もうちょっと信用してくれてもいいと思うのですが……。

 

色々とお話を伺っていくと、

この猜疑心の強さには身内のご不幸と鍼灸治療が原因(トラウマ)となっているようで、

おぬま治療院の数回の施術では払拭できるはずもなく。

 

また、自身によい結果が出てきているにも関わらず、

おそらくトラウマが邪魔をしているせいで、

良くなってきたことを認められなかったり、信じられていないのではと思います。

 

頭の中では信じたい、安心したいという気持ちがあるのだと思います。

ですが、過去の経験がそれを拒んでいるのでしょう。

まさに半信半疑ならぬ、”一信九疑” 状態です。

 

しかしながら、身体は正直です。

どんなに強烈な過去の経験があったとしても実際に症状は回復・改善しています。

 

懇切丁寧に良くなっているということをご説明しても

なかなか理解していただけませんが(悲しい)、ここで私が折れたら負けてしまいます。

 

過去の経験がどうであれ、少しずつ回復している現実は存在します。

頑張ってくださっている患者さんに安心していただきたい、

その一心でこれからも向き合っていきます。

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