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このところ似たような患者さんに遭遇し、

思うことがあるので書いてみます。

 

まず、おぬま治療院では以下のような理念で診療しております。

一例を挙げますと、

  • 感じている症状は悪者ではなく、症状を感じられることこそ、カラダがきちんと機能している証拠だということ
  • 当院の施術はあくまでも「キッカケ」であり、治すのは本人(患者さん)だということ
  • 各種症状や病気は本人(患者さん)が作っているということ
  • 症状が落ち着いた後もメンテナンスとして施術が必要だということ

このような考えを持って、日々施術に当っております。

 

冒頭の似たような患者さんというのは、

当院の理念を理解しない、できない方ということです。

 

ルールとはまた異なりますが、理念をご理解いただけないことには、

話をしていても延々と平行線をたどるわけです。

 

1度来たきりでその後は数年ほったらかしにして、

いざ辛くなってくると慌てて予約をねじ込んでくる。

そして、施術を受けても「まだ痛い、まだ辛い」と。

 

楽になったところ(変化したところ)にフォーカスせず、

辛い症状が完全になくなるまで安心せず、

でも、その症状を作ったのは自分(自己責任)だという認識もなく、

辛さの改善を施術だけに求められても、それは都合が良すぎませんでしょうか。

 

症状を感じるということは、

カラダが危険を察知してきちんと教えてくれているということ。

そこを理解せず、自分のこれまでの生活を顧みることもなく、

感じる症状だけが消えるようにして欲しいなど、頑張っている身体に失礼です。

 

目先の楽、症状さえ無くなればよく、

自分がその症状を作り出したことには目を背け、

治らないことを他人のせいにする。

 

正直に言いまして、そういう思考だから良くならないと思うのです。

 

例えば、大きな切り傷があったとして、

それを縫うのは外科医の仕事ですが、

かさぶたを作るのは自分の身体です。

 

その傷口を常にいじって、塞がらないようにしていては、

傷はいつになっても治りません。

 

治らないことだけを取り出して、

縫ってくれた医師の処置が悪かったのでは? という思考は

あまりにも身勝手過ぎではないでしょうか。

 

肩こり、腰痛、だるい、しんどい、不眠、食欲不振、

痺れ、痛み、やる気がでない、イライラする……

症状は星の数ほどありますが、傷口と同様に自分で治すことしかできません。

 

傷を縫う=経穴に鍼や灸をする、関節を調整する ⇒ キッカケ

かさぶたができる=キッカケを起点として自分で治す

 

まあ、理解しない方にはここまで説明してもダメなんですけどね 😥

 

完璧(完治)を目指すのなら、最低限こういうところを理解しつつ、

生活態度、栄養、休息、嗜好、思考、学習……etc も完全にしないと

それは非常に遠いゴールになります。

 

施術だけ受けるから大丈夫という単一論的な思考では

「都合よく自身が描いている結果」に近づくことすら難しい、

ということを肝に銘じて受けていただく必要があるでしょう。

 

これが厳しく聞える方は当院と私と合いません。

自分の意見だけを聞いてくれて、対症療法をがっつりやってくれる、

そんな都合の良い施術所へ行かれることを念願します。

 

治らないと嘆くより、

この瞬間も休まず治癒に向けて頑張っている

自身の身体に感謝することから始めてみてはいかがでしょうか。