正論の一言と優しいウソ

今日は久々に涼しい会津若松。

 

台風の影響はそれほどないと思いますが、
週末に向けて、最高気温が23℃とかガタ落ちの予報ですので
体調管理にお気をつけください。

 

***

 

2週間ほど前に自宅寝室のエアコンが急逝。

 

すぐ懇意にしている電気屋さんに連絡をとり、
ほとんど使っていないエアコンの移設と見積を依頼。

 

3,4日しか見積が出て、でも口頭だったもので
正式な見積かもわからず、また数日経過。

 

熱帯夜を二晩ほど乗り越え、改めて連絡をとり、
口頭での見積が正式であり、こちらからの GO サインが出ていないから
話がストップしたままだったと。

 

おいおい……。

 

しかも、いきなり暑くなったものだから、
下請けさんも超繁忙期に入ってしまい、
早くて7月下旬になるとのこと。

 

というわけで、同時進行でエアコンの購入の話も進めることに。

 

***

 

結果から言えば、移設はせずに新しく購入することになったのですが、
それでも7月中旬。

 

まあ、それはいいとして、
某家電量販店でエアコンの購入を進める中、
接客担当から、

「ちゃんとエアコンの点検をしないから……云々かんぬん」と
小言をいわれる。

 

担当者がおっしゃる意味はよく分かります。
でもね、こっちにもいろいろ事情があって今になっちゃったわけですよ。
別にエアコンをぞんざいに扱って壊したわけじゃない。

 

おそらく親切心で言ってくれたのだと思うけど、
ちょっと嫌だなって思ってしまった。

 

と、悶々としながら会計を待っていて、ふと気づいた。

 

あぁ、これ自分でもやってるなと(-_-;)
しかも、結構な割合で。

 

***

 

メンテナンスをさぼって具合が悪くなり慌てて予約をした患者さん、
何年もほったらかしにした症状を早くどうにかしてという患者さん、
悪い環境・習慣を変えようとしないのに良くならないという患者さん、

シチュエーションはその時々で変わりますが、
そのような方々に小沼も同じようなことを言っていたことを思い出す。

 

あのときの患者さんはさぞ嫌だったろうな。
あまりにも正論すぎてつらかったろうな。

 

そんな風に思いました。

 

逆に言われる立場になって気づかされます。
「今更!?」って驚かれるかもしれませんが、
ぜんぜん分かっていませんでした。

 

***

 

よく、優しいウソをつきなさいと言われますが、
まさにそんな感じですね。

 

エアコンを買えてホッとしているときに
「点検をしないからこういうことになるんだよ!」じゃなく
ウソでも「買えてよかったですね」って言ってくれたらうれしいじゃない。

 

目の前の患者さんがメンテナンスをさぼって症状を悪化させたとしても、
それに対して指弾するのではなく、「大丈夫。よくなりますよ♪」と
言ってあげたほうが気分よく受けられます。

 

正論の一言は大切ですが、優しいウソも必要。

 

どうしてもストレートに伝えてしまう思考パターンなので、
アバウトな思考パターンもありだと意識していきます。

 

エアコンは13日に届きます。

当院は 香料で体調を崩す方を受け入れている鍼灸院 です。「香りが長続き」「本格消臭」などと謳う、柔軟剤や合成洗剤などの香料製品を日常的に使用している方で「全身無香料のご準備ができない方」はご予約・ご来院をご遠慮ください。また、新型コロナワクチンを接種できない方を保護する観点からワクチン接種済みの方もご遠慮いただいております。詳しくはこちらをご覧ください

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です