冬に戻ったかのような低温が続きます。
今日は天気がよいし、久々に20℃を超えるようですね。
しかし、着るものや布団のチョイスが難しいですね。

 

 

 

先日は直前駆け込みの患者さんが多かった1日でした。
すべて数十分前に問い合わせの電話 ⇒ 予約という流れ。
そしてすべての方が症状激しめ。
会社を早退したという方も。

 

そんな中、転倒(尻もち)した女性が来院。

 

治療院の玄関にお見えになったとき、
ギックリ腰を想像させるような姿勢だったので
てっきり腰をやってしまったのかと。

 

問診していくと塗れた路面に滑って尻もちをつき、
その際、段差の角がちょうど尾骨に当たり、激痛・悶絶。
医療機関ではなく、おぬま治療院をファーストチョイスしてくださいました。

 

尾骨骨折が疑われましたが、
いくつかチェックをしていくと骨折の可能性は低いことが解りました。
ただ、決してゼロではないため、いつでも医療機関を受診できるよう、
準備しておくことは伝えておきました。

 

尾骨の痛みとは関係なしに両上肢・下肢の鈍重感があるとのことで
こちらの愁訴の軽減緩解を目指して施術することに。
尾骨の痛みは怪我ですから、瞬間的に治癒することは不可能です。
ですので、尾骨の症状については ”補助療法” という位置づけで施術いたしました。

 

いつものように全身のバランスを整える経穴に鍼刺激。
それに加え、今回は尾骨の痛みを少しでも散らす目的に
頭の経穴に10分置鍼。

 

休憩後に愁訴の確認をしましたら、
「お? なんかいいかも!」とおっしゃられ、
尾骨の痛みがラクになったことに感激されていたご様子でした。

 

もちろん、両上肢・下肢の愁訴も軽減し、
喜んでおられました。

 

尾骨に関しては怪我ですし、受傷時にかなり大きな衝撃を伴ったはずです。
ですので、施術しても「ちょっとマシかな」程度だと推測しておりましたが、
患者さんの感受性なども影響して、割とよい結果になったと思います。

 

怪我は禁忌の場合も多く、鑑別も難しいです。
すべての怪我に対応しませんが、今回の患者さんのように
医療機関の受診も了承してくださった場合は施術することもあります。

 

何でもかんでも鍼灸で解決する気は毛頭ありません。
しかし、状態によっては怪我の治癒が早くなる可能性もあります。
こんなこともあるのだと頭の片隅に覚えてくださったら嬉しいです。