昨日は福島県鍼灸師会の夏季学術講習会でした。

会津医療センターにて3本立ての濃密な講演を聴講してまいりました。

 

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最初のご講演は、

会津医療センター 循環器内科学講座 講師 宗像源之先生の「めまい・フラつきについて」。

 

日常診療の中で遭遇する「めまい」は、

ほとんどが良性発作性頭位めまい症(以下、BPPV )と言われております。

 

しかし、その裏側で絶対に見逃してはいけない、

中枢性のめまいがあり、BPPV との決定的な違いなど、

鑑別法について講義していただきました。

 

昨年の「頭痛」同様、今回も非常に濃い内容で、

聴講できなかった方は本当に勿体無いと思いました。

 

「眼振を見ずに○○○○を見る」

「耳石を高確率で戻す○○○○法」など

早速臨床で活かせる内容でした。

 

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続きまして、「 COPD の鍼灸治療について」をご講演された、

会津医療センター 漢方医学講座 准教授 鈴木雅雄先生。

 

鈴木先生が発表された論文は全世界に衝撃を与え、

鍼灸師なら知らない人はいないというほど有名です。

参考動画があります ⇒ http://www.ampo.jp/movies/vol39

 

今回はその当時の論文に最新の研究データを追加。

グラフや画像だけでなく、動画も交えてご講演いただき、

そのアカデミックな内容に唸りっぱなしでした。

 

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最後は我らが福島県鍼灸師会 保険部長兼副会長の箱岩義郎先生による

「スポーツ傷害 適応の判定」。

 

自身も小さな頃からスポーツでの怪我が絶えず、

骨折は生涯で5回以上も経験されている箱岩先生。

 

今回はスポーツ障害の適応の判定ということで、

どんな状態なら鍼灸の適応になるのか、

その鑑別法を実際の臨床所見から提示していただきました。

 

例えば足首が腫れて来たスポーツ選手を目の前にしたとき、

何でもかんでも施術するということではなく、

病院で精査を勧めるべきか、否かをどのように判断すべきかをお伝えいただきました。

 

「施術せず、紹介する勇気を持つことも大切」

 

豊富な症例と知識を持つことで、

施術してはいけない不適応症を見抜けるよう、

これからも研鑽していきましょう。

 

 

朝10時から始まった学術講習会。

終わってみれば16時を過ぎていて、もうお腹いっぱいの状態。

聴講したことを少しずつ咀嚼して自分の中に落とし込んでいきたいと思います。