週末土曜日も猛暑でした。
そんな中、たくさんの患者さんにお越しいただきました。
本当にありがとうございました。
また受け入れきれずにお断りさせていただいた
初診の方が5名ほどいらっしゃいましたが、
ご縁がありましたらお会いいたしましょう。
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軽度の化学物質過敏症 ( MCS )を発症してから5か月ほどになりました。
6月からは合成洗剤および柔軟剤使用者に文書の配布を開始。
継続して来院されている、ほぼすべての患者さんにお渡しできたかと思います。
しっかりとした統計をとったわけではありませんが、
ざっくりとしたリザルトでは、柔軟剤を中止してくれた方が約7割、
中止していない方が約3割。
7割の患者さんのうち、さらに理解を深めてくださり、
環境によい洗濯アイテムに変えてくださった方はその中の約2割。
柔軟剤を中止していない3割のうち、
今後のお付き合いがなくなった方が2割9分。
残りの0割1分の方は未だに使い続けています。
(そろそろ小沼も動きますので覚悟しておいてください)
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小沼は本当に運がよく、患者さんに助けられています。
ふつうに考えたら、趣味や嗜好を赤の他人から言われても止められない。
ですから、感謝するとともに、なぜ皆さんこんなに協力的なのかと
最近、少し考えるようになりました。
先日お越しになった患者さんから
『ここ (おぬま治療院)が無くなったらどうしようかと思って』
とコメントしていただきました。
そして、ようやく解りました。
患者さんの行動力の根底には「おぬま治療院を必要としている」という
気持ちがあることを。
そんな気持ちがあることで趣味・嗜好を止められる、
もしくはそのための努力ができるということ。
裏を返せば、患者さん自身のためでもあるのです。もちろんですが。
ただ、それよりも先に小沼とおぬま治療院を大切してくれる。
その気持ちがとてもうれしく、また助けられています。
色々な感情が湧き上がってきましたが、
シンプルに ”本当にありがたい” と思いました。
ご協力いただける患者さんの皆さんがここまでしてくださるのですから、
小沼も MCS をできるだけ悪化させないよう、おぬま治療院を継続できるよう、
細心の注意を払ってやっていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。