のっけから食べ物の画像で失礼します。
9月1日 (土曜日)を臨時休診させていただき、
第52回 東北鍼灸学会学術大会秋田大会に発表者として参加してきました。
秋田市に入る少し前、横手焼きそばを食べてきました。
おたふくソースのような甘めのソースにキャベツとひき肉、
少し固めにゆでたストレートの中太麺の上に目玉焼きと福神漬けを乗せて完成。
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会場は秋田駅の目の前にある秋田ビューホテル。
週末は秋田市のあちこちでイベントが行われていて、
大勢の人たちが楽しそうにしていました。
3車線の一方通行、スクランブル交差点など
名古屋を彷彿とさせる街並みに反してゆったりと流れる雰囲気が心地よく、
セカンドライフは秋田もいいなあ、なんて到着直後に思ってしまいました。
さて、オンタイムで大会が始まりましたが、
小沼の発表時間は予定よりも10分程度遅れました。
学会って質疑応答でヒートアップすることがあって、
時間が押してしまうのですよね。
緊張はあまりしないと思いましたが、
やはり演台を目の前にしますと、唾を飲み込む回数が増えます。
今大会の一般口演のテーマは「症状ごとによく使う経穴」。
絞りやすいようで絞りにくいテーマだけに
発表原稿もまとめるのに時間がかかりましたが、
個人的にはテーマに沿って発表できたと思います。
おぬま治療院では、症状や病名にかかわらず、
全身のバランス調整が基本ですから、
発表内容もそれに準じた内容にしました。
つまり、〇〇という症状にはこのツボをよく使います、という内容ではなく、
全身のバランスを調整することで〇〇という症状に対応するため、
常用穴という形で発表しました。
腰痛に絡めて発表しましたが、
〇〇というツボに鍼をして腰痛が解消しました、という内容ではなく、
全身のバランスを調整する常用穴に鍼をしたことで腰痛が解消しました、
腰には一切触れていません、という内容です。
発表後、手厳しい質問もなく、
同じ会の先生方からは『鼻高々だ』と喜ばれ、
最重要ミッションは無事に終えられたと安堵しました。
その後は懇親会、二次会と流れ、秋田の夜を満喫いたしました。
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翌日は9時からお昼まで特別講演が2題。
動画、静止画、録音が禁止だったため、画像がありません。
特別講演1は、
社会毒、既得権益、チャクラ、ツボは身体のリセットボタン等、
小沼がいつも意識している話が出てくる不思議な先生でした。
そして、驚いたのはご講演中の先生が昨日の小沼の口演に触れてくださり、
アドバイスと激励をしてくださいました。
一般的に考えて、学会のしかも特別講演の最中に
前日の一般口演について話をすること、それについてアドバイスすることなどあり得ません。
とても感激しました。ありがとうございました。
特別講演2は「治療に関するクレーム対応」として、
弁護士の先生から実際にあった事例を交えながら分かりやすくお話いただきました。
小沼も損害賠償保険にはちゃんと入っていますが、
それに安心することなく (有責を判断するのは保険会社だから)、
しっかりとリスクマネジメントを行っていきます。
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なんだかんだと、あっという間に終わってしまった2日間でした。
秋田名物をたくさん買い込んで帰路につきます。
途中、二本松でひどい土砂降りに見舞われましたが、
帰りはなんと、一度も休憩せずに4時間30分で自宅に到着。
Google の予測時間よりも早く到着できたのが自慢の一つになりました 😆
今度は喜多方、米沢経由で行ってみようと思います。
多分、6年後の東北鍼灸学会学術大会かな。
最後におまけ。
秋田といえば秋田犬。
大会会場の近くでいろいろなイベントが行われていて、
秋田犬を見れるブースがありましたのでパチリ。
小沼は猫派ですが、こうやってみると犬もかわいいですね!
でも、気温が高かったので犬ちゃんはつらかったろうな……。
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