洗浄成分が肺に悪いという話

今日から金曜日までは天気がよくなるという予報。

浸水等の被害に遭われた方は、この3日間で動かれると思います。

報道等でいわれている通り、水害による水や泥は細菌が多量に含まれており、レジオネラ症 (肺炎や発熱)、レプトスピラ症 (急性の熱性疾患)を避けるために長袖長ズボン、マスクは必須です。

 

そして、以下に紹介するのは、洗浄成分が肺に悪影響を及ぼしているという論文です。

まずは論文の記事をご紹介。

Cleaning at Home and at Work in Relation to Lung Function Decline and Airway Obstruction

https://www.atsjournals.org/doi/full/10.1164/rccm.201706-1311OC

 

要約すると、

  • 掃除をしない女性と比べて、週一回の頻度で家を掃除する女性や女性清掃員は肺活量が著しく減少。20年間毎日タバコを20本吸うのに匹敵するほどの衰えだったとのこと。
  • これはクリーニング製品に含まれる化学薬品が長年肺に蓄積された結果とみられる
  • 男性には同じ症状が確認できなかった

 

洗浄剤を吸い込んでいることが挙げられますが、それだけではなく香料も含まれると考えられています。

特にスプレータイプ、粉タイプは吸入しやすいため、掃除をするときはマスクと換気は必須です。

 

なぜ男性には同様の症状がみられなかったのかについては不明です。

プロの清掃員として従事している男性でもみられなかったのかも不明です。

また、主夫の方もどうだったのか……など、追試験が望まれます。

ただ、この大規模な試験は20年かけて集計されていることもあり、そう簡単に追試できるものではありませんね(^_^;)

 

基本的には水とマイクロファイバークロスできれいになります。

洗浄剤がないと汚れが落ちないとインプリンティングされているだけです ( CM の洗脳)。

 

浸水した家屋等の掃除にスプレータイプの洗浄剤を使うことも多いと思います。

とにかく片付けなくてはいけない現状の中で『肺のことなんて気にしてられるか!』と言われそうですが、家屋の掃除同様にあなたの身体も大切です。

どうぞ、気をつけて作業をされてください。

 

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