ある組織のある要職に就かれている方が7月に施行予定の参院選に出馬するらしい。
その応援お願いのため、事務局長が診療開始前に来院。
若干のフローラル臭をまとっての登場。本当は上げたくなかったけど、無下に断るわけにもいかずお通しすることに。
たった2,3分の滞在でしたが、事務局長がお帰りになってすぐ窓を全開放。完全に空気が入れ替わるまでに1時間かかりました。
恐ろしや、柔軟剤。
先日、小沼がわりと安心して食べることのできるチェーンのそば屋に行ったんです。
以前、一度利用させてもらって、スタッフさんは無香料だったのを確認していたから。また、店内も広く、天井も高いので香害さんがいてもそこまで気にならないのもいい感じ。
今回は空いている席がなかったため、トイレに一番近い座敷に案内されまして。
客が頻繁にトイレを利用することは想定外で。
それらの方々が通過するたびに小沼の席にフローラル臭を置いていくわけです。
とはいえ、ここまでまだいいんです。”気にしない” を発動してましたから。
ただね~、客がトイレに出入りするたびに芳香剤の臭気が通路に漏れ出します。
トイレを頻繁に利用するので、それはドアの開閉も多くなるということになり、結果として通路だけでなく一番近くに座っている小沼のところに臭気が来てしまうことに。
できるだけ ”気にしない” よう努めながら食事を終え、こんなに強い芳香剤って何だ?と気になって、トイレのドアをほんの少しだけ開けて確認。
トイレの壁には日本カルミックの消臭芳香剤が装着されており、ほんのわずかに開けたドアの隙間からヘビー級の香料が襲ってきました。
速攻でドアを閉じるもときすでに遅し。長袖シャツもその下に着ていた T シャツも一瞬で移香してしまいました。
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柔軟剤や洗濯洗剤の香料が強く、いつまでも残るのはもう当たり前のことになってしまいましたが、このカルミックの消臭芳香剤もかなりヤバい。運営の調香師の嗅覚、ぶっ壊れているんじゃないかなって思うくらい、強烈な芳香です。
「消臭芳香剤」っていいとこ取りのように感じますけど、消臭力に自信があるなら芳香させる必要なくね?って思うんですけど、間違ったこといってますかね。
「トイレを上質な香り空間へ」とありますが、この強烈な臭気のどこが ”上質な香り” なの?
消臭力がないから、芳香剤でごまかすしかないってことです。ドアを開けただけで全身に移香する芳香剤ってヤバいと思うんですよ。しかも、それが飲食店、さらに言えば風味を大切にするはずのそば屋のトイレなんですから、カルミック側もそば屋側も狂ってるとかしか思えません。
結局、この手の製品というのは消臭力じゃなくて芳香剤でごまかす方にしか向かえないんですね。洗剤も柔軟剤もそう、強烈な香りでニオイをごまかしているだけ。
消臭力に自信があるなら、無香料で勝負しろ!といつも書いてますが、ニーズを意識してなのか、自社の消臭力のなさに気づかせないためなのか、何が何でも香料を仕込んでくることに違和感しかありません。
今度、このそば屋に行くことがあれば、トイレ近くの席は拒否することにします。
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