「香害・化学物質過敏症に関するアンケート調査」の結果

香害

8月に入りました。
今月もよろしくお願いいたします。

一昨日のカムチャッカ半島の地震はビックリしました。
前回投稿したとき、テレビはおろかネットニュースや SNS を一切観ていなかったので、日本の太平洋側に津波が来ていたなんて知りませんでした。

あらためて無知はおそろしいですね(いろいろな意味で)。

岩手の久慈港で1.6mの津波が最大だったのでしょうか。
現状、津波が原因で被災したとか、事故に遭ったという話は聞いていませんので、おそらく被害はなかったのかなと。

”政権が不安定なときは災害が起こる” は定石になりつつあり、
さすがに今回の地震は違うと思いますが、別の形で再来する可能性もあります。

どうやって注意すればいいかも解りませんが、
何も起こらなかった ”あの7月5日” と同様に意識したり、身構えているだけでも回避できるらしいですよ。
ただ、心配したり不安になるのとは違いますのでそこは間違えないようにしてくださいね。

 

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さて、シャボン玉石けんが年に一回のアンケートを行い、その結果が公表されています。
詳しくは以下のリンクからどうぞ。

【香害・化学物質過敏症に関する意識調査】人工的な香料による不快・体調不良経験率は過去最高に
シャボン玉石けん株式会社のプレスリリース(2025年7月22日 17時47分)【香害・化学物質過敏症に関する意識調査】人工的な香料による不快・体調不良経験率は過去最高に

 

小沼はこのアンケートに参加しませんでしたが、n=383 ということで、まぁまぁの数だと思います。
そして、有用だなと思うのは ”383人が全員無香料生活をしているわけじゃない” というところ。
シャボン玉石けんを愛用している方もいれば香料ジャンキーな方までいるようです。

もし全員が無香料生活をしている方だったら、このアンケート結果にはあまり意味があるとは思えません。単純に香害界隈で同じ意見が集まり、エコーチェンバー化するだけ(その意見自体は間違っていないと思うけどね)。

ですので、香料撲滅から香料大好きまで様々な人が答えたアンケート結果となり、
かなりリアルな内容になっていると思います。

 

  • 香料によって不快な経験をした方が77%
  • 香料によって体調不良を経験した方が45%
  • 不快な経験をした場所は電車・バスの車内、エレベーターの中、商業施設
  • 体調不良を起こしたことがある香料は香水、化粧品、柔軟剤

どんな香料かは関係なく、不快な経験をされた方が約8割おられ、
体調不良を起こした方が約半分という結果。
普通に考えてこの結果はもうおかしいと思います。異常です。

そして、場所はやはり密閉した空間や人が多く集まるところが断トツであり、
また香料の種類は香水、化粧品、柔軟剤が上位を占めています。

正直、香害に悩む方にとって、場所というのはもはや関係がないように思います。
香料を揮発する人が1人でもいたら、そこはもう香料汚染されているので狭かろうが、広かろうが、香料を察知した時点で具合が悪くなる方も多いかと。

香料の種類ですが、これも嗅覚がちゃんとしている人なのか、疲弊した人なのかで判断が分かれますし、結果も異なるでしょう。
1位が香水になっていますが、たとえばランドリン(ネイチャーラボ製)はムスク系柔軟剤とか言われていて、かなり香水寄りの組成をしています。
ですので、香水だと思って投票したけれど実は柔軟剤だったというオチはかなりあるような気がする。
そもそも香害に悩まされている方は香水と柔軟剤の香りを間違えないし(絶対ではないですけどかなりの正答率だと思う)。

 

近年の香料ブームでありとあらゆる製品に香料を混入しないと売れないのは解りますが、だがしかし ”入れすぎ” なんですよ。

シャンプーやボディソープ、制汗剤、整髪料など、もともと香料入りの製品でもおそらくマイクロカプセルが混入していると思われ、とにかくしつこく、いつまでも香り続ける製品が増えました。

それによってさらに不快体験をする率が跳ね上がり、比例して体調不良を起こすケースも増えると。

今はまだ「不快体験だけで済んでる」っていう方も1年後には体調不良を起こすグループに入る可能性もあり、最悪 CS を発症して今までの生活がまったく送れなくなる可能性もゼロではないわけです。

 

アンケートに答えた半数が毎日香料入りの洗剤・柔軟剤を使い、さらに自分の香りも他人の香りも好きと答えているみたいなので、まだまだ香害の理解が浸透していくのは難しいなあと感じます。

日本人は特に自分の身になって考えることが苦手な人種っぽいので、香料苦手とかそれが原因で体調不良になるなんて人を軽視しますよね。

地獄のような日々を経験したからこそ、たとえ少数派であっても声を上げているというのにね。
まあ、こればっかりは CS を発症しないと解らないことですので、いつか発症することを待つしかないですね。

CS を発症する前に ”まさか人工香料が原因だとは!?” のような病気に罹る可能性のほうが高いかもしれない。普遍的な病気でも、もしかしたらその洗剤・柔軟剤が原因かもしれない……なんてことは事例としてかなりありますからね。

それで苦労して洗剤・柔軟剤を辞められるならいいけれど、元がジャンキーですからね。無理かもしれない。

 

それから「自身の香りは好きだけど他人の香りは嫌い」と答えている人が一番厄介なのよね。

香害でよく話題にあがる ”給食着” があります。
『自分は香料入りファーファを使っているけど、◯◯ちゃんから回ってきた給食着の柔軟剤がエグすぎる』みたいに投稿している人がいて、いやあなたはそれを言う資格ないから!っていつも思う。

あなたのファーファのニオイで不快な思いをしている人がたくさんいるんだってことが解っていない時点で他人の香りが嫌いと言っちゃだめなのよ。同類なのよ。

結局は自分がどの程度その香料を感知しているかどうかの話であって、洗剤・柔軟剤を普段使いしている人の嗅覚が正常なわけないし、自分がまとう香りを正当に評価できているわけもなく。だから、自分の香りは好きだけど他人の香りは嫌いという自己都合の塊みたいな言い方ができるんだと思う。

他人の香りが嫌いというならば、自身が無香料生活をしてみて、いかに自身が不快な香料を放っていたかを理解してから言ってみなって感じですね。

 

現状、51%の人が香りが好きと回答しており、
これが逆転したら少しずつ香害の認知度も上がっていくのではと思います。

来年のアンケート結果とその内容がどうなっているのか。
香料をポジティブに捉える方が少数になることを願ってやみません。

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