昨日は夏の土用の丑の日でしたね。うなぎ食べましたか?
平賀源内の作った習慣に興味ないので、我が家ではいつも通りの食事でしたが、どんな餌が使われているのか不明な養殖うなぎを『おいしい!』とか言って食べているご家庭が目に浮かびます。
恵方巻と一緒で利益優先の習慣ですからねぇ。本当に滋養をつけてほしいと願っているなら、あんな訳のわからないタレなんて使わないですよ。
うなぎを食べてはいけないと言っているのではなくて、そういう時期が近づくとそのときだけ売上をあげようとする企業を応援しないほうがいいという考えです。
だから、工場で何の思い入れもなく出来上がってくる蒲焼よりも、うなぎの産地や餌、炭火、焼き方、タレなどにこだわっている個人経営のうなぎ屋さんを応援したほうがいいと思います ←会津にはないけどね
さて、1週間ほど前に知った動画です。
面倒と言わず、ぜひご視聴ください。そして寄せられたコメントも読んでみてください。
医師が香害について言及することはほとんどないのですが、南雲先生が動画で危険性を訴えてくれているのはありがたい。そういや、うつみんやよしりんなどが、なぜこの問題を訴えないのかいつも不思議。
(南雲先生の ”一日一食の本” にはお世話になりました。)
20分強の動画ですが、全体の構成がしっかりしていて非常に見やすいし、理解しやすい。個人的には ”もう少し突っ込んだほうが良さそう” と思うところもありましたが、CM を観てそのイメージだけで使っている人にはインパクトを与えたのではないかと思います。
カチオン(陽イオン界面活性剤)の危険性だけでなく、衣類が臭う原因(菌じゃないからね)にまで言及してくれているので ”識らなかった人には” 大変ためになる動画です。
動画を観ながら思ったのは 日本は舐められているな ということ。
- 2009年にアメリカでは主に公共施設内で香り付き製品を使用している人の立ち居入りが禁止されました(フレグランス・ポリシーといいます)
- EU では2023年にマイクロプラスチックを洗剤や柔軟剤に使用することが禁止されました
このようなことがあっても尚、メーカーとしては売りたいわけで、そうなると欧米の言いなりになっている日本で商売しようとなるわけです。
結果、ダウニーはレノアと名前を変えて販売することに成功し、CS も右肩上がりで増えました。P&G からしたらホクホクでしょう。それに追随する花王や LION、ネイチャーラボも同様です。
農薬にしてもワクチンにしても同じです。
海外で禁止になったものや不評だったものは、メディアというフィルターを通すことで ”海外からの素晴らしい商品” として勉強不足の日本人にあてがわれます。
だから、いつも言ってるでしょ。”根っこは同じなんだ” って。
ほとんどの日本人が何かを買うときに裏面の成分表示を見ることはしません。洗剤や柔軟剤も然り。CM で強制的に与えられた情報を ”良さそう” と勝手に解釈するので、どんなものを使わされているのか気づくことはありません。
そして、ここが非常に残念なことなんですが、抗菌洗剤や柔軟剤を使う人たちに限って超鈍感に出来ていて CS を発症することはないんですよ(ゼロではない)。
だから、香害だー、CS だー、環境だーと発言したところで ”自分は平気だから” という主観によってそれを止めることはないんですよね。
まぁ、中には自分が平気でも他人に迷惑をかけていることに気づいて止めてくれる方もいますが、本当に稀有な存在(当院の患者さんたちです♪)
これまでの公害と同様に自分に不利益を被らないと止めることが出来ないのが日本人です。もしくは、自分の身に危険が及ぶかもしれないという恐怖感を覚えたときにしか止めることができないと思います。
そういう意味では南雲先生の動画は香害さんに『ヤバいかもしれない』と思わせることができる内容になっているので、響く人が増えて使わなくなればいいなと思ってます。
大規模、且つ、長期的なデータ収集により、COPD の原因はタバコじゃなくてスプレー洗浄剤であるという結論が出ています(医学界は原因をタバコにしたいみたいですけど)。
個人的にはスプレー洗浄だけではなく、抗菌洗剤と柔軟剤、車の芳香剤もその原因になっていると考えています。
柔軟剤や消臭スプレーなどを使っている人は、めちゃくちゃ小さい粒子に包まれたカチオン(陽イオン界面活性剤)を24時間365日、肺の中に取り込んでいるわけです。そして、それは肺の奥に入り込み破裂して劇薬を放出する。
いい香り♪と感じるのは結構ですが、その代わりに自分の身体に多大なダメージを与え続けていることに気づかないのもイタいですね。
メーカーが作るものは安全だという勘違い、そして、CM のイメージを都合よく解釈することで何が使われているかを調べようとしない思考停止状態が現在の香害社会を作っていると思います。
いつも書いてますが、作って売るメーカーに責任はあります、そして、それを好んで買う(応援・投票する)消費者にも責任があります。もし抗菌洗剤や柔軟剤を使ったことで健康被害が生じたとき利益優先のメーカーが寄り添ってくれると思いますか? そんなに甘くないですよ。
ワクチンと一緒で抗菌洗剤と柔軟剤、その他の香料製品がなくても「まったく困ってません」。
そもそもそんなに香りが欲しいなら マスクの内側に柔軟剤を塗布して一日中着けていればいい話。もしくは鼻の中に柔軟剤をひと塗りすればいいと思います。その状態なら(柔軟剤の香料が強烈で)衣類や頭皮、体臭などを感じることもないでしょうから。
ちなみに頭皮とか体臭は食べ物はもちろんのこと、石油系のシャンプーやボディソープ、洗剤、柔軟剤を使っていることが原因ですからね。
身体に害のあるものだと解っていても好きな香りは止められない。まさにジャンキーそのものです。
CS やその他の病気を発症する前に使用中止を推奨します。そして、奥様方(母親)の無知が過ぎるので学ぶ必要性もあると考えます。
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