予報通り、気温がぐっと下がりました。
朝は冷たい強風が吹き荒れ、今週会津エリアは天気も下り坂。このまま少しずつ冬に向かっていくのでしょうね。
先週と比べて一気に気温が下がります。早寝早起き、腹八分目、少ストレスを心がけて風邪などひかないようにご注意くださいね。
さて、化粧品評論家のかずのけさんが自身の持病=化学物質過敏症を告白しました。
登録者数54万人を超える Youtuber が発信してくれるのは大変有意義なことだと思います。
字幕付きの動画なので倍速(1.75)での視聴をオススメいたします。
小沼が常々感じていることを解りやすく、そして冷静にお伝えしていました。動画を観る限り、中等度の CS じゃないかなと感じました。
コンテンツは↓のような感じです。
- 常人が感じない香料成分を嗅ぎ取って反応する
- 誰でも後天的に発症し、治療法(特に薬)はない
- ある日、突然お気に入りの香水や柔軟剤が使えなくなる
- 香りって本当に必要なのか?
- 自分にとって ”良い香り” は他人にとっては ”毒ガス” かもしれない
香害や CS のことを ”なんとなく” の理解でいる方はぜひご視聴くださいね。
かずのけさんが CS だということは知りませんでした。
化粧品や洗剤のレビューをされているのは知っていて、メーカーに忖度したレビューではないものの、どちらかと言えば香料入りの洗剤や柔軟剤、化粧品を推している人だと思っていました。
しかしながら、CS ということを公表せずに化学物質まみれの化粧品などをレビューしていたのかと思うと、今回の動画を発信したのも相当な覚悟があってのことでしょう。
視聴者の中にも香料ジャンキーはたくさんいるはず。画面の向こうにいる人が CS だと解っても「自分には関係ない世界線」とするか、しないか。少しでも香料製品の使用を考え直すきっかけになればいいなと思います。
今はもう慣れましたけど、小沼も ”無香料の鍼灸院” を標榜するにあたり、覚悟を決めて患者さんたちにお話したことを思い出します。
結果的には「自分には関係ない世界線」を選ぶ患者さんたちが多く、人間の卑しさをたくさん見れたよい機会でもありましたし、あのまま香料を受け入れていたらマジでいまはこの世にいなかったかもしれません。
本来であれば鍼灸師・治療家として広く門戸を開いておき、どんな患者さんでも受け入れるのがスジなんでしょうけど、自分の人生を切り詰めてまで香料を受け入れ、殺されることはしたくなかった。
ですので、あのときに覚悟を決めて無香料の鍼灸院を標榜して良かったと思うし、小沼の身体や考えを尊重して香料を止める決断をしてくださった患者さんが財産になりました。
順応(という麻痺)している香料ジャンキーの皆さんとは相容れない世界に住んでいますが、個人的にはそれでいいと思ってますし、説得しようとも思いません。むしろ、そのまま使い続けて CS 発症すればいいのにって思うくらい(笑)
言っても解らないんだったら、実際に発症して体験するしかないんだと思う。
香料ジャンキーの方々がよく言うでしょ『規定量を使っているし、私は臭いとは思わない』って。
小沼がよく返すのは 今はね という言葉。
洗剤・柔軟剤メーカーも安全性のテストはしているらしいけど、どこの分析会社かも解らないしデータも公表しないのでは、その安全性は本物ではないと思うんですよね。
福一が爆発したとき政府は『直ちに影響はない』と言ってましたが、香料についても同じことが言えるわけ。直ちに影響はない=未来永劫安全と読み解けるのがスゴいよ。
そもそも24時間を越え、数週間・数年間の単位で香り続ける製品が安全なわけないでしょうに。
でも、そこは理解できないのが香料ジャンキー。正常性バイアスもかかりまくるので、自分に都合のよい解釈を続けます。
だから、CS を発症するしかないんです。
どうぞ、発症前の ”今” をあなたの好きな ”良い香り” とともにお過ごしくださいね。
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