近所にベンリーという店舗があり、その脇に潰れたコインランドリーがあったのですが、そこに「 Re:fine 」という店舗が開業しました。
どうやら催眠商法の店らしいので要注意ですね。卵とトイレットペーパーのセットを100円で販売したり、お土産を持たせたり、少しずつ手なづけていって高額商品を買わせる手口です。特に高齢者がターゲットにされやすいので高齢者と同居している方は気を付けてください。
さて、一昨日聞いた話。会津若松市でゴミ袋が有料化されるらしいと。
調べてみると2026年4月からゴミ袋が有料化され、1Lあたり2円で計算されたゴミ袋を販売するとのこと。
思い返してみれば、昨年の夏頃「市政だより」で “ゴミを減らしましょう!” のようなことを突然言い始めたので違和感を覚えていました。そして、その中では「緊急減量期間」と称して9~11月のゴミを減らしてみましょうと提案されていました。ちょっと急すぎでは?
しかし、その3ヶ月で12%という削減目標に届かず、年明けにいきなり『2026年4月からゴミ袋を有料化する』と市長が語ったらしい。
つまり、昨年夏のゴミを減らしましょう!はゴミ袋有料化に向けてのフラグだったということ。当時の小沼はこの展開を読むことができず違和感止まり。
緊急減量期間だって、その結果を受けてゴミ袋を有料化しますと事前に通達しておけばよいものをそれはせず。しかも、市政だよりという大して読みもしない広報誌に緊張感のない文体で書かれていれば本気に減らそうと考える市民が少ないことも承知していたはず。とりあえず案内しておきましたという事実を残しただけですよ。で、ゴミ袋有料化に持っていく、と。相変わらず政治屋というのはやり方が汚い。
勝手な推測ですが、ゴミ袋を有料化したところでゴミは大きくは減らないのではないでしょうか。有料化されることでもったいないの精神が出てくるから少しは減ると思うけど。単純に市にゴミ袋の購入代が入るだけ。あとはゴミ袋を製造する会社か。むしろ、ゴミ袋の売上に期待しているのでは?と勘ぐってしまう。
逆にゴミ袋を買いたくないとコンビニやスーパーのゴミ箱に運ぶ人、河川敷や山中に不法投棄する人、ゴミが捨てられずにゴミ屋敷化する人、有料なんだからと分別せずになんでも入れて廃棄しようとする人。こういう人たちが出てくることは容易に想像できる。
市長を始め、ゴミ袋有料化を打ち出した人たちって能無しなの?
会津若松市はゴミ排出量ワースト4位なんですと必死にアピールしているけど、それイコール「ゴミ袋有料化に賛成」になるわけないでしょうに。また、全国約6割の自治体が導入しているという話なので会津若松市も同様にと考えているらしいが、まず明らかにゴミ削減に成功しているのであれば「導入を検討する」っていうレベルの話じゃなかろうか。やれることをすっ飛ばして、いきなりゴミ袋有料化を目論むからダメなんだよ。
スーパーなどの販売店のムダな梱包も影響していると思うし。市としてやれることをやり、万策尽きたとき、初めてゴミ袋有料化を考えればいいと思う。有料化は最終手段だと思うんだけどね。
市税は高いし、納めた税金分のサービスは還元されていないし、さらにゴミ袋有料化ではどうしようもない。まずは市役所で数年ゴミ袋有料化を先行開始して結果を見てもいいんじゃないかな。
市では1月に一般向けの説明会を開き、住民の意見も聞きながら導入の準備を進めていくということだ
市長がタウンミーティングを開いて説明するらしいけど、「導入の準備を進めながら意見を聞く」ということはもう有料化は決定事項であり、既定路線・予定調和なんだろうね。タウンミーティングも単なるパフォーマンスに過ぎないということか。
実際、11日にタウンミーティングが開催されたらしいが、その記事がすでにゴミ袋有料化を肯定している内容だったのが印象的。相変わらずメディアもいかれてますね。
で、その記事に対するヤフコメのひとつが上の画像。
人口減少を予測してゴミ処理場の処理能力を低く見積もって建設しているらしい。観光客のゴミを計算にいれておらず、そもそも人口が減少するのであれば既存のゴミ処理場で良かったのでは? もうほんと能無しすぎて泣けてくる。誰だよ室井を選んだのは。
本件についてはパブコメを募集しているらしい。市のウェブサイトを検索してパブコメ一覧を見るもどれが該当しているのか解りにくい。そしてようやく2つのパブコメを見つけました。基本的に紙を印刷して郵送 or FAX という面倒な手順を踏ませるのが解せない。パブコメさせないため?と穿った見方をしてしまう。
それでネット上で送信できるフォームを見つけたので下に貼ります。
「家庭ごみ処理有料化に向けた基本的考え方の意見の提出フォームについて」は
「家庭ごみ処理有料化に向けた基本的考え方」は、家庭ごみ処理有料化に向けた本市のごみ減量の経過、有料化導入の必要性、有料化の基本的考え方、スケジュールを取りまとめたものであり、今後、広く市民・事業者の皆様の意見を伺いながら、制度内容を「家庭ごみ処理有料化実施方針」として策定していくため、パブリックコメントを実施するものです。
この「家庭ごみ処理有料化に向けた基本的考え方」について、より多くの市民の皆様のご意見を反映させるため、広く意見を募集します。
となっています。
そして、もう1つのフォームがこちら。
「一般廃棄物処理基本基本計画の追補(案)の意見の提出フォームについて」は
ごみ緊急事態宣言の結果、3か月累計の結果は6.1%の削減となり、残念ながら目標であった12%以上の削減を達成するまでには至りませんでした。
このため、ごみの分別と減量を全ての市民の皆様の取組としていただく制度として、全国約6割の自治体が導入し、ごみ削減効果が確認されている「家庭ごみ処理有料化」を、令和8年4月から本市へ導入することが必要と判断しました。
これに伴い、一般廃棄物処理基本計画についても「計画期間の延長」と「資源化品目の拡大」を行うこととし、「会津若松市一般廃棄物処理基本計画(令和3年4月改訂版、令和5年11月追補)」の追補の策定を行おうとするものです。この追補案について、より多くの市民の皆様のご意見を反映させるため、広く意見を募集します。
となっています。
意見をしても反映されない可能性もありますが、市民一人ひとりが行動を起こすことが大切と考えます。小沼は両方とも意見提出済みです。ゴミ袋有料化に賛成って方はどうぞそのままでいてください。
市長選で室井が落ちていれば本件が回避できたのかもしれないし、別の市長でも同じ結果だったかもしれない。ただ確かなことは 室井に投票した市民(と投票すら行かなかった市民)は文句いうなよ ってこと。
後の祭りっていうじゃないですか。多数派はいつも間違えるんですよ。
というわけで、このブログをお読みの会津若松市民の方がいましたら、パブコメよろしくお願いします。
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