見解の相違

日々雑感

 

とある患者さん(仮に X さんとします)から厳しいご意見を頂戴する。

 

良かれと思って、行っていた私の言動が

ほとんど裏目に出ていたようです。

 

初診でお越しになってから約2年間、

私の言動が原因で我慢をさせてしまっていたようです。

申し訳ない気持ちになる共に自分にガッカリします。

 

なお、言い訳がましいのですが、パワーにしろ、モラルにしろ、セクシャルにしろ、

自分の立ち位置を利用したハラスメントをしたわけではありません。

ここだけはどうかご理解ください。

 

また、私がお伝えしたかったことが全く伝わっておらず、

むしろ不満や不審を招く結果になっていたことに愕然とします。

気を利かせていたつもりが、相手を傷つけていたとは想像もつきません。

 

見解の相違というのでしょうか、

1つの物事でも、どの角度から捉えるかで全く別の物事になります。

 

コップに水が半分入っている状態を見て、

「もう半分しかない」と捉える方がいれば、

「まだ半分ある」と捉える方がいます。

 

自分では相手のことを想ってしたことでも、

相手がそう受け止めてくれるとは限りません。

 

受け止め方が異なる以上、こちら側でどうにかできる話ではありませんが、

今回のケースは今後の人生において間違いなく指標となる出来事になりました。

 

今後 X さんの施術を担当することはなくなりますが、

自分への課題、戒めとして強く留めておきます。

 

X さんが素晴らしい施術家に出会えること、

そして、これからも体調良く過ごしていただけることを願っております。

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