「もう限界です」と A さん。
1ヶ月半ぶりのご来院です。
命の現場を守られている A さんですから、
昼夜問わず仕事に当たられ、本当に敬服します。
今回は首と肩が限界を超えていて、
首はどの方向に動かしても前胸部と肩甲間部に痛みが出てしまいます。
来院の少し前には、いわゆる「ギックリ背中」をやってしまい、
痛み止めを飲みながら頑張っておられたそう。
お疲れ様です 😥
A さんはいつも鍼灸治療をご希望になっていらっしゃるので、
今回もそのようにさせていただきました。
首肩の症状ではありますが、お腹や太もも、ふくらはぎの硬さが目立ちます。
逆に言えば、身体全体の連動性を考えるとこうしたところが解けてこないと
主訴症状がラクになることは少ないです。
首肩とはまったく関係のない箇所をチェックして本日のツボが決定。
A さんの身体の情報にそって、数 mm の極微な鍼刺激を開始します。
15分程度で施術完了。
チェックした箇所だけでなく、お腹、太もも等もぐんにゃり。
主訴症状を確認するために起きていただきましたが、
もうその時点で「あー、ラクです!」とのこと。
よかったです 😛
身体のとある箇所の情報によると、
A さんは人間関係ストレスも強く、それが肩甲間部の緊張を呼んでいました。
(肩甲間部の緊張はこれだけが原因ではありませんが)
そうしたところもトリートメントして本日の施術は終了。
またしばらくは命の戦場で戦えるはずです。
頑張ってください!
お帰り際に一声かけさせていただきました。
「限界まで頑張らず、不調に気づいたら早めに診せてくださいね」と。
辛くなったり、不調を感じたら我慢しない方がいいです。
もう少し……あとちょっと……気持ちは分かりますが、
我慢すればそれに比例して辛さは強くなりますから。
さて、次回はどのくらいで来ていただけるでしょうか?
お待ちしておりますね 😀