とある会社から営業の電話。
「営業ではありません」というから聞いていましたが、
ふつうに営業でしたね 😛
受話器の向こうにいる御仁がなかなかの曲者で、
とにかく話がしにくいこと、この上なし。
何かいうとすぐに反論してくる、
話が始まると小沼が「あの~」って言っても止めない、
面白くないとすぐに声のトーンに出る、
小沼が話しているのに被せてくる、
などなど、ホントどうしようもない営業でした。
特に声のトーンが変わること、話を被せてくることは
小沼の神経を逆なでしまして、電話しながらバランスを修正するのが大変でした(汗)
声のトーンが変わり、早口になったので、
「キレないでくださいよ」と言ったら、途端に声が冷静になって
「キレてませんけど」とすぐに反論(もちろん被せてきましたけど)。
待ってもいないし、嫌われている営業電話なのに
相手側ががまんできないとか、いったいどういう教育を受けているのでしょうね?
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正直、営業電話って応対している時間の無駄なのですが、
実はとてもよい人間観察になります。
抑揚なく淡々としゃべり続ける人。
丁寧にまじめにお話してくれる人。
終始イライラしていて見込みなしと分かればガチャ切りする人。
声色から結構わかるものです。
そして、話し方ひとつで受話器の向こうにいる人が
どんな態度でいるのかも伝わってきます。
例えば、
椅子にふんぞり返り、足を組んでるかな?
ペンをくるくるまわしながら、肘をついて電話してるかな?
なんてのは、誰しもが分かることだと思いますが、
営業電話をしてくる7割方は態度不良ですね。
先述しましたが、営業電話を楽しみにしている人なんて皆無で
それこそ忌み嫌われている存在なわけです。
そこに(見えなくても)態度不良の担当者からかかってきたら、
どんなに魅力的なプレゼンテーションをされても聞きませんよね。
結果的にその会社のイメージすら悪くなります。
よく言いますよね。
会社の評価を決めるのはトップではなく、底辺にいる人だと。
トップがどんなに素晴らしい人格者であろうと、
一番下の人間のふるまいで会社が評価されてしまいます。
まあ、今回の営業電話をかけてきた人が底辺の人かは別ですが、
少なくともその会社に良いイメージを抱くことはありません。
電話を切る際、気を付けるよう伝えましたが、
本人からしたら意味不明だったでしょうね。
そりゃそうです。
意味が分かっていたら最初から態度不良なんてありませんから。
電話する態度が相手に伝わっていること、
いつか理解できる日がくるといいですね。