インフルエンザ拡大に関する一考察

今日のエントリーはエビデンスがありませんし、完全に主観ですので、そういうのが嫌いな方は読まずに回避してください。逆に興味がある方はぜひ読んでいただきたいと思います。

 

患者さんから『インフルエンザの予防接種を受けてきました』と言われることが増えました。小沼はワクチンに対してはどちらかというと否定的なので射つことはありません。

 

それは置いておいて、いま福島市の小中学校でインフルエンザによる学級閉鎖が増えているようです。もう学級閉鎖? いくらなんでも早すぎないか? って思いませんか。平年よりかなり早いことに違和感を覚える人も多いと思います。違和感を覚えた方は正常ですよ 😉 

 

話は少し変わりますが、皆さんは「不顕性感染(ふけんせいかんせん)」ってご存知でしょうか。

Wikipedia によるとこのように書かれています。

不顕性感染(ふけんせいかんせん、inapparent infection)とは感染が成立していながら臨床的に確認しうる症状を示さない感染様式のことを示す。不顕性感染と顕性感染は連続的であり、病原体により不顕性感染の方が一般的であり、発症に至ることの方が稀であるものも少なくない。不顕性感染を示す個体は臨床症状を示さないため、感染源として気付かないうちに病原体を他個体に拡げてしまうおそれがある。このような個体をキャリアと呼ぶ。

 

簡単に言うと「感染しているけど発症していない状態」ということです。家族間で風邪が流行っていて、一人だけ症状がでないまま乗り切った、なんて体験は皆さんお持ちかと。

我々はふだんから実は感染しているけど発症していない状態が多いということです。まずここを理解してください。

 

で、インフルエンザに限らず、ワクチンは「弱毒化」したウィルスを体内に入れますよね。いくら弱まったウィルスだからとはいえ、ワクチンを射つということは強制的に感染させているということです。そして、ほとんどの場合、不顕性感染を起こしていると思われます。中にはインフルエンザを発症してしまう方もいますね。

 

上で引用した文章の中に「不顕性感染を示す個体は臨床症状を示さないため、感染源として気付かないうちに病原体を他個体に拡げてしまうおそれがある。」とあります。大事なことなのでもう一度書きます。

感染源として気付かないうちに病原体を他個体に拡げてしまうおそれがある。

つまり、病気を防ごうと思って射ったワクチンによって不顕性感染を起こし、それが元で感染を拡大させているということも考えられるということです。

 

冒頭で “福島市でインフルエンザによる学級閉鎖が増えている” と書きました。

実は昨年、インフルエンザワクチンが足りなくなり、予約していたのに受けられなかったという事態が発生したそうです。それを鑑み、今年はインフルエンザワクチンの接種を早く実施しているということです。

そして、感染の拡大 ⇒ 学級閉鎖という対応をしていると。

 

偶然かもよ? と思う方もいると思いますが、小沼はそんな考えは持っていません。エビデンスもなく、状況証拠だけでこのように書いていますが、ワクチン接種と不顕性感染からの感染拡大はおそらくあると思いますし、いま福島市で起こっていることもこれだと思っています。

 

医者が言うから受けているという方も多いと聞きます。ここに自分の意思はないのでしょうか。ワクチンを接種した後、もしかしたら自分が感染源になっているとしたら……それに気づかずに反ワクチン派の方々をディスっていたら……あなたはどうしますか?

そもそもインフルエンザはそれほど恐れる病気ではありません。感染力が強いだけで、いわゆるただの風邪です。インフルエンザ脳症(日本にしかこの病名はありません。本当はライ症候群といいます。)になると煽られ、怖いのとよくわからないのとで、自分で調べず、判断しないまま接種していませんか。

ご自身のこと、お子さんのこと、周囲のみんなのこと。考えましょう。

 

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