また気温がぐーんと上がりました。さすがに長袖では暑く感じるようになってきました。
昨日、11時くらいに所用で少し出かけたのですが、タンクトップ一枚で歩いている男性を見かけました。
さすがに早いだろ~と思いましたが、結構ガタイのいい方でしたので暑かったんでしょうね。でも、だいぶ目立っていたように感じました(^_^;)
それで、そんなことを患者さんにお話しましたら『先生、どんな感じの方でした?』って興味津々。
私が見た方と患者さんがおっしゃる外見とほぼ一致していていて、『その方、私の住む区域ではちょっと有名な方なんです(笑)』と。通年タンクトップな御仁らしいですよ。
ほほぅ。暖かくなるといろいろな方が出てきますが、暑くなってもいろいろな方が出てきますね。
あ、別にその方を馬鹿にしたり、蔑んでいるわけではありませんのでご了承願います。
さて、今日は残留農薬について(GMO には触れませんのであしからず)。
上の画像はスーパーで買ってきた大根を調理する前に残留農薬を減らす処理をしているところです。
溶液に漬け込んで1分後くらいですね。大根から農薬が滲み出てきて油膜を張っています。ちなみに2分3分と時間を経過させると油膜がどんどん分厚くなり、ドロドロになってきます。
ちなみにボウルが事前に洗浄済みですので、ボウルに残った油分ではありません。
ギリギリまで接写してみました。どんどん出てきてますね。
農薬だけに限らず、薬品系はすべて石油精製品です。ですので、こうして溶け出してきます。
残留農薬を排出させる商品ってホタテが有名なんですが、我が家ではホッキ貝の洗浄パウダーを使っています。個人的な感想ですが、ホタテより強力に排出しますよ。
野菜だけでなく、肉や米にも使えますので重宝しています。特に肉は塩素消毒されてますし、発色剤なども使われていますので必須ですよ~
小沼家では楽天で買ってます(アフィリリンクではないので安心して踏んでください(笑))↓
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それで、上に貼った画像を見ていただけたらお分かりかと思いますが、この大根、皮を向いた状態なんですね。
そうなんです。つまり農薬が実にしっかりと残留しているということ。残留農薬=皮 みたいなイメージが強いですが、そうは問屋が卸しません。
以前のエントリー(野焼きが始まりましたね)にも書いたとおり、野菜が害虫に負けないようにするためには、その野菜を毒にして虫を殺すという考え方になっちゃっているんですね。
水や土に溶けた農薬は野菜の根から吸収され、野菜すべてに農薬が回った状態になってます。虫が食べに来てもそれを食べた虫が死にます。
虫が死ぬような農薬を人間が食べても……即死はしません。重度の CS の方ですと即時反応することもあるでしょうけど。
即死はしないけど、明らかに健康を害する成分なわけですよね、農薬って。JA が介入するようになって、見てくれの悪い野菜が評価を下げるようなことを慣例としてきたことで、結局は農薬に頼らないと “見た目がキレイな野菜” が作れなくなっています。
見た目はキレイだけど中身は農薬まみれの野菜にどれだけの価値があるのでしょうか。そして、そうした野菜と成分を何十年もコツコツと体内に溜め込んでいけば、いつかは病気の芽が発芽します。これは農薬にかぎらず、種々様々な添加物なども含まれ、「社会毒」と言われています。
アレルギーや難病が増えてきた背景にはこの「社会毒」は切っても切れません。それだけ何十年という年月をかけて人間の身体を蝕んできました。でも、それに関心がある方って本当に少ないんです。今のコロナ騒動と一緒です。時代が変わっても人間の思考・嗜好は何も変わっていませんね(^_^;)
健康のために野菜を食べましょうとか国や自治体はキャンペーンしていますけど、残留農薬には一切触れない。無農薬野菜を食べましょう! なんて言っていることは聞いたことないです。
キャンペーンで言っているのは身体によいとされる「野菜に含まれる成分」にしか着目していません。だから一日に○○g摂りましょうとかいう言い方にしかならなくなる。もちろん有効成分は大事ですよ。でも、残留農薬はそれを打ち消すどころか害になります。健康になるために野菜を食べているのに病気になるという矛盾めいた現象が起こるわけです。
ちなみに野菜ジュースも一緒です。というか、野菜ジュース業界もかなりの闇ですので。ここでは触れませんが、余力があったら野菜ジュースに関してもぜひ調べてみてくださいね。
1本丸ごとではなく、たった数cm輪切りにした大根から、ほんの数分で溢れ出す残留農薬。これを毎日摂っていたら……と思うと怖いですよね。
口から入るものであなたの身体は出来ています。その材料はできるだけクリーンなものにしないと身体はボロボロになります。
コンビニやレンチン、冷凍食品、下処理された格安食材、いろいろと便利なものが世にあふれていますが、便利になればなるほど身体には負担がかかるということを覚えておきたいものです。
安くて美味しいだけでいいですか? 小沼は少し高くても “安全で美味しいもの” がいいですけどね(^_^;)
100%避けるのは無理ですが、せめて60~70%は避ける努力をしましょう。
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