一票の価格

日々雑感

衆議院選挙が終わりました。

全国各所の選挙区ではいろいろありましたね。
元大臣や現職が落選したり、常勝選挙区で1議席も勝ち取れなかったり。

福島県だけでいえば、第4区を除いて概ね願ったとおりの結果になったかなと思います。

小沼の住む会津若松市は3区になっており、裏金議員は無事に落選。

2区に新人で出馬した根本拓氏は根本匠氏の息子。
世襲議員は不要なんですけど、比例で通ってしまったので仕方なし。父親の匠氏は裏金議員のまま政界を引退し、そこを有耶無耶にしましたね。

で、問題は4区です。

いやはや飲酒運転で逮捕歴のある人間を当選させる浜通りの人たち、本当に大丈夫?ってなってます。

他、神奈川県と広島県の結果には驚くばかりですし、当確直後から『不正だ!』と言われてました。実際に不正が行われたのかどうかも不明ですし、当選してしまったのだから取り返しもつかない。河野氏やポエム君に投票していない人たちがいっぱいいるのも事実ですけどね。

河野太郎氏に関しては本人が『全責任を負う』と発言したこともあり、落選して逃げるよりはマシという意見もありますので、国民が見ておくしかないですね。

 

終わっちゃった今、これを貼ってもしょうがないんですけど、ダニエル社長のツイートは新しい視点で良かった。

さすがにこのブログを読んでいる方で投票に行かなかったなんて方はいないと思いますが、行かなかった方は一票の価格・重みを理解するべきです。

 

宮崎駿監督もおっしゃってます。

『自民党は過半数以上の支持を得たのではなくて、多くの人間が投票しなかったことによって天下を取ったんです』

政治不信なのは解ります。これだけ適当、且つ、自国を大切にしない議員がほとんどなのだから。

でも、そこを諦めて投票しなかった先が今なんですよね。

冒頭に書きましたが、元大臣・現大臣も落選する選挙になりました。逆に地元でほとんど選挙活動せず組織票によってのうのうと当選したトンデモ議員もいます。

ただ、これまでの選挙とは潮目が少し変わったのかなと感じています。これだけ議員に好き勝手やられているのだから、さすがの日本人も気づいた方が増えたということでしょうか。

そして、重鎮の政治家が落選する時代になってきました。

少しずつ年数が経っていけばテレビ洗脳が激しい世代も減っていき(寿命とかね)、結果的にリテラシーの高い人たち・政治に関心のある方たちが投票することになっていくでしょう。

戦後から何十年とかけてこの国を弱体化させてきた議員を監視し、本当に日本のために公僕として働く議員を応援する。

政党が変わっても結局やることは一緒だと思いますし、政権交代すると大災害が起こるという流れを見るとまったく安心できません。

しかし、今回の衆議院選挙を見ていると少しずつ有権者に変化が現れてきたのかもしれないと思える場面が結構ありました。

臭いものに蓋をするのが日本人の特性ではありますが、蓋をせずに想いや意見を言える人々が増えるといろいろ変わってくるのかなと感じた今回の衆議院選挙でした。

次回の選挙も投票しよう!

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