梅雨ですから雨が降るのはいいとして、ずっと降っているのも考えもの。
止んでみたり、豪雨になってみたり、とても忙しない雨降りです。
今のところ、雨による被害を見聞きしていませんが、山沿い・川沿いに住んでいる方々はどうぞお気をつけて。
もう1ヶ月くらい前になると思いますが、妻が買い物に行った際、知り合いの方から『いつもブログ読んでます』と言われたそう。
瞬間、妻は???になったみたいですが、すぐに小沼のブログだと解ったと(妻は個人でブログを開設していません)←小沼が知らないだけかも(笑)
当院の患者さん以外でブログを読んでくれている方が同じ市内にいるとは思っておらず。そして、稚拙な表現、且つ、まとまりのない文章しか書けない鍼灸師のブログが誰かの役に立ったとも考えていなかったので、ちょっと嬉しかったです。
今後もブログのクォリティは上がりませんが、飽きずにお読みいただけたら幸いです。もし無香料生活をされているのであれば、お身体の調整にも来ていただきたいと思います。
「マイナ保険証」導入強行で医療機関が廃業ラッシュ!読み取り装置・請求システムの導入費用が大きな負担、「制度についていけないので閉院」 https://t.co/pGomUEpCx0 @YouTubeより
— 吉野敏明(よしりん) (@yoshirin100) July 9, 2024
さて、このブログを読まれる方はすでに視聴済みだと思いますが、よしりんの動画を貼っておきます。まだ視聴されていない方は約17分なので時間があるときに観ていただければ。
ライブ動画なので未編集ということもあって、少しまとまりのない動画ではありましたが、マイナ保険証がネックになって閉院している医療機関が増えているということです。
もちろん、マイナ保険証が直接的な原因ではないと思います。高齢化だったり、毒液射って体調悪化だったり。でも、マイナ保険証がなければ閉院しなかった院もあるようですから、ほぼそれが原因になっていると思われます。
国民の6%くらいしか作ってないマイナ保険証。しかもほとんどはポイント欲しさの乞食みたいな人しか作ってない。
それが今年の12月から紙の保険証を廃止してマイナ保険証1本で本格稼働するっていうんだから、制度として成り立たないのは明白です。残り94%の人は医療機関を利用できない、もしくは利用するなと言っているのと同等です。まぁ、資格確認書で事足りますけどね。
今年の5月に「全国保険医団体連合会」が ”とんでもない欠陥システム” とマイナ保険証をディスってました。停電になったら本人確認できないとか、そもそもマイナ保険証に別人のデータが入っているとか、挙げたらキリがない問題山積の制度を推進する意味が解りません。紙の保険証に重大な問題があり、それの代替としてマイナ保険証システムが出てくるなら解るんですけど、はっきり言って紙の保険証に問題なんか一つもないわけで。なんかありましたっけ?
で、医療機関側はマイナ保険証の読み取り(本人確認)に使うカードリーダーを新しく設置したり、パソコンやスマホも必要になります。まぁ、若い世代が多い医療機関なら別にいいんですけど、やはり患者さんも医師もスタッフも高齢の医療機関もありますから、そういうところだとカードリーダーを設置することがすでに高い壁。
だから、”もう面倒くさいし” で閉院へのきっかけになってしまうことも十分考えられます。
実は鍼灸院も条件を満たせば健康保険が使えます(ちなみに当院は使えません。昔は扱ってましたけど)。
なので、鍼灸院でもすでにマイナ保険証のカードリーダーを設置しているところもあるみたいですね。そして、大概にしてそういう院はコロナ騒動を信じていて mRNA も接種済み。マイナ保険証も取得済み。ご苦労さまです(笑)
本来、医療というのは患者中心。そして、地域に根付いた場所で医療を提供できるのが理想。だからこそ、患者さんにとっても医療を提供する側にとっても保険診療にかかわる制度というのは難しくないほうがいい。
不正請求の問題はいつの時代もありますが、それを除けば紙の保険証でも全く問題なかったはずです。国民皆保険制度(誰もが健康保険証を持ち、同じ医療サービスを受けられる)が始まって60数年、はっきり言ってマイナ保険証の出る幕はないんです。
マイナ保険証ひとつで閉院する医療機関が増加しているということは、地域医療の根幹が崩れる可能性があるということ。よしりんの動画にもありましたが、今まで気軽に通えていた病院がなくなるということは患者さんに不利益しかありません。
いまだに ”マイナ保険証を作らないと今後は医療が受けられなくなる” と思っている方も多く、このあたりは国と行政が「わざと」広報していない気配も感じます。大丈夫、資格確認書が保険者から交付されるから。
12月までにマイナ保険証の保有率(作成率)がどの程度あがるのか見ものです。
個人番号の証明ができる、1枚で本人確認ができる、証券口座開設など民間のオンラインサービスで使える、コンビニで住民票の写しなどの公的な証明書を取得できる、健康保険証として利用できる。
以上がマイナンバーカードで出来ることなんですけど、マジで必要だと思えない。これを ”便利だね♪” とか言って作っている人の気がしれない(笑) 使えるシチュエーションが狭すぎて必要性を感じないしゴミ同然です。
これを強制的に推進している国って本当にやばいと思うんですよね~。
*****
地域医療について偉そうに書いていますが、小沼は地域医療に携わっているとは思っていません。そもそも「 mRNA 未接種」「無香料生活者」を来院条件にしている時点で ”患者中心” ではありません。ただし、当院の条件に合致して来院してくださる皆様においては ”患者中心” です。そこだけは間違いありません。
コメント