「正体」を読了

日々雑感

今日は成人の日。新成人の皆さん、おめでとうございます。

おそらく多くの自治体では昨日行われたと思います。

新成人とはいえ学生の方、社会人の方、色々でしょう。それぞれの人生の意義を見つけられるといいですね。

 

さて、本日は午前中のみ診療することになっておりましたが、告知がギリギリだったこともあり、とても静かな院内でした。

書類をまとめたり、先日の大雪で屋根に積もった雪が全部落ち、小沼の腰の高さまで積み上がってしまったものを片付けたり、施術以外にやることが多かった午前中でした。

先週土曜日の夜に妻と次女からプレゼントしてもらった「正体」。昨日ほぼ一日で読み切れることろまで来てましたが、静かな院内でさっき読了。

作者のあとがきまで含めると618ページの大ボリュームでしたがサクッと読めます。

個人的には終盤で彼があんなことになったのが納得いきませんが、あとがきには他読者からも同じような感想が届いていたとあり、そうだよな〜と思ってみたり。

大きな盛り上がりは3章以降なく、淡々と進んでいきますので人によっては “アクション性が薄くあまり面白くない” と感じるかもしれません。

ただ、本作は冤罪を題材としたものですのでアクション性はあまり必要ないかも、です。

冤罪なんて聞くと自分には一生縁のないことのように感じてしまいますが、自分も巻き込まれる可能性はゼロではないわけであって不安と恐怖に駆られます。

特に今の日本の司法は機能しているように見えるだけで、十分な働きをしているとは考えにくく…怖いですよね。

 

映画化もされているので機会があれば視聴してみたいところ。ただ、原作と遜色ないものを観たい人なので実写版にはがっかりさせられることも多々あるじゃないですか。そこが気になってます。

皆さんも機会があれば読んでみてくださいね。大ボリュームなのでじっくり読めますよ。

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