駆け込む

日々雑感

『いつも駆け込みですいません』と R さん。

調子が良いときはそのまま、少し不調になってくると我慢しつつ耐え、いよいよ重症になってきた頃、ようやくその重い腰を上げてご予約をされる患者さんです。

で、冒頭の言葉が治療開始前に言われたもの。もう、我慢し過ぎですよ~。

 

我慢にガマンを重ねてきた場合、当たり前ですが非常に手ごわかったりします。そして、患者さんの期待値が上乗せされている状態なので、治療院に来てもらっているのにアウェー感が半端ない。

とはいえ、逆に考えれば「駆け込み寺」として思ってくれていることになりますし、とても嬉しいことです(恐れ多いですし、それほどの技術もありませんけど)。

R さんの期待を裏切らないよう淡々と調整。調整後は身長が伸びた感覚、深い呼吸、背中の安心感など、期待通りの身体の変化を感じ取ってくださったようでした。

 

電車もそうですけど、駆け込むということは余裕がないということ。なんでもそうですが、自分の範囲内で完結できるよう生きていくことが重要ではないかと思います。自分の範囲外で何かをしようとすると無理になって余裕がなくなります。

もう少し「気楽」に、余裕を持って生活して欲しいと思います。R さんだけでなく、これを読んでいる全ての方へ通じるといいなあ。

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