本日をもちまして令和6年の診療が終わりました。
来年は1月6日(月曜日)から診療を開始いたします。
朝一に熱発によるキャンセルが1件ありましたが、それ以外はスケジュール通りに過ごすことができました。
年末年始の忙しい中、時間を作ってくださり、ギリギリまでご来院いただけた患者さんの皆さんには感謝しかありません。
また、お熱で大変な中、ご連絡くださった患者さんにも感謝するとともに、どうか早いご快癒となって年末年始を不安なくお過ごしいただければと祈念します。
なにが原因かは知りませんが、巷ではインフルエンザが大流行しているらしいです(すっとぼけ)。過労、睡眠不足、暴飲暴食など、身体に負担がかかりすぎるとあっという間に感染しますのでご注意くださいね。
特に年末年始は日頃のリズムが崩れやすい時期です。適度に自制しながら上手にコントロールしてください。
さて、今年も香害に関心を持ち続けた一年となりました。コロナは正直、もうねぇ…って感じです。
来院される患者さんにおかれましては耳タコだったと思います。でもそれは ”小沼が求める水準(来院基準)に達していない” ということですので、どうかうるさく思わず、来年こそは香料ゼロでのご来院を願うものです。
嗅覚は痛覚などの知覚と一緒で ”他人が同感覚でリンクすること” がとても難しい感覚です。解りにくい書き方でごめんなさい。
例えば、目の前に腰が痛いと言っている人がいるとして、その人の痛みをあなたが同じように感じることはできません。また、痛みに強い方・弱い方がいることも加味すれば、より同じ感覚を再現することは無理です。
これは嗅覚も一緒。小沼が感じる香料成分があったとしても他人がそれを捉えることは難しいと思います。
小沼にとってはちょっとした香料成分も侵害刺激となります。この「ちょっとした」の部分が他人には「無香料 もしくは ほとんど臭わない」になっている可能性が高いと思われます。←今年も苦労しました
だからこそ、「自分には臭わないから大丈夫」という感覚・思いは捨ててくださいと今年もずっと言い続けました。おそらく来年も言い続けることになると思いますが。
聴覚過敏の方にとっては小音ですら苦痛を伴います。光過敏症の方にとってはちょっとした眩しさで具合が悪くなります。海洋恐怖症の方は海の映像や潜っている音だけで逃げたくなる衝動に駆られます。嗅覚過敏の場合は…言わなくても解りますよね。
既存の患者さんにだって嫌いなもの、苦手なシチュエーション、色々あると思います。小沼にとってはそれが香料全般であるということだけであり、それがない状態を維持したいから申し訳ないけれど患者さんにルールを守っていただいています。
身体がおツラいところに「当院のルールを守ってください」というのは酷いことだと自覚しています。しかし、香料を感知した途端、小沼のパフォーマンスは落ちます。それは結果的に施術の精度が落ちることを意味します。
有限のお時間を使い、安くない施術料をご準備くださったのに、肝心の小沼が香料にやられてグダグダで、施術効果が半減したのでは本末転倒です。
結局のところ、当院を利用される際、香料を持ち込めばそれは患者であるあなたに不利益が生じるということです。決して脅しではなく、正直な気持ちをお伝えしています。
それを「自分は臭わないから」という理由で香料を持ち込んでいることすら気づいていないのはどうなんでしょうか?っていう話です。微量の香料で小沼はわざわざツラくなりたくありませんし、せっかくご予約いただいてご来院くださった皆さんに「来てよかった」と感じていただきたいし、目の前の患者さんに全力でサポートしたいと思うだけです。
ですが、その想いもちょっとした香料に阻まれます。
来年はどうか「ちょっとした香料」も封じ込めた状態でご来院いただきたく願います。
どうぞよろしくお願いいたします。
***
今年の最後のエントリーだというのに相変わらずな内容と書き方で申し訳ありません。
だけど、打てど響かずなんですよねぇ。それがツラい。
小沼もちょっとした香料に反応しないよう、日々回復に努めます。
ご来院くださった患者の皆さま、ブログを読んでくださる方々、今年もありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
コメント