ご予約を希望する方へ
このページは日常的に香料をお使いの方向けのページです。もし、あなたが 日頃から全身無香料の状態であれば このページを読む必要はありません。お気軽にご予約くださいませ。 |
当院は人工香料およびその成分で体調不良になる患者さんを受け入れているため、フレグランスフリーの鍼灸院を運営しております。また、ワクチンを接種できない方を保護する目的もあり、以下に該当される方のご予約およびご来院をご遠慮いただいております。
- 合成洗濯洗剤や柔軟剤、消臭剤などの「香料製品」をお使いの方
- 新型コロナウイルスワクチンを接種された方 ⇒ 詳しくはこちら
当院からの条件
香料製品をお使いの方で、以下に記載されている当院からの条件を遵守できる方のみ受け入れ可能です。現在、当院へお越しになっている患者さんは例外なく遵守されておられます。以下の条件を遵守できる方のみ、当院へコンタクトをお取りください。なお、ここでいう香料というのは「人工的に合成され、長期間香り続ける香料」を指します。
- 完全な全身無香料の状態で来院できる準備をしていただくこと
(香り付き柔軟剤や合成洗剤で洗った服・下着の着用、香り付きシャンプー・コンディショナー、消臭スプレー、制汗剤、整髪料、香水、車用芳香剤などの香料製品はすべて不可です)
予約が完了してから無香料製品に切り替えようとお考えの方も多いようですが、それでは当院からの条件を満たしません。なぜなら、香り付き製品はそんな簡単に香料が消えないからです。少なくとも身の回り品をすべて無香料製品に切り替えてから、最低でも数ヶ月は必要です。柔軟剤の場合は数年かかります。
詳しく説明しても、そもそも読まない方も多いので詳細に知りたい方は電話やメールでお尋ねください(メールの方が助かります)。
NG 製品
現在のところ、当院でいう「香料製品」は以下のような製品を指します。効果・効能よりも香りを売りとしているような製品はすべて NG です。香料製品は常にメーカーの改悪化が進み、以前は平気だったものがダメになることも多く、以下の項目はリアルタイムに更新され続けていることをご承知おきください。また、香料使用者さんは嗅覚が順応(麻痺)し、その香りに気づきにくくなっています。
- 香り付き柔軟剤
- 香り付き合成洗剤
- 香り付けビーズ
- ボディシャンプー/シャンプー/リンス/コンディショナー
- 整髪料
- 消臭スプレー
- 香水
- 車用芳香剤
- 制汗剤・ボディーシート
- 日焼け止め
- ボディクリーム/ハンドクリーム
- 寝ぐせ直しウォーター
- ヘアトニック(来院前夜の使用も NG )
現在は上記のような香料製品が NG です。参考にされてください。ちなみに無香料製品であれば OK です。なお、当院オススメの無香料洗剤はこちらです(ページ下部へ移動)。
香害・化学物質過敏症について
ここからは長いですが重要なことが書かれているので何度かに分けていいですから、ぜひご覧いただきたいと思います。
化学物質過敏症(以下、CS )や 香害という言葉をご存知でしょうか? ここ数年で見聞きする機会も、発症する方も増えてきました。
25分と少し長いのですが、お時間ありましたらぜひご視聴ください。また、日本に新しい公害が生まれています。その名は「香害」 | シャボン玉石けん も大変分かりやすいです。
2018年春より、人工香料で体調を悪くされる方が増えてきました。もちろん、それ以前からも深刻な症状に悩んでいる方も多かったと思いますが、ちょうどこの頃から爆発的に増えてきた印象です。
当院の患者さんの中にも「香りが2週間長続き」「本格消臭」などと謳う柔軟剤や合成洗剤の香料被害に遭う方が増え、かくいう院長も日によっては患者さんが持ち込む香料に鼻水が止まらなくなったり、頭痛が発生するようになりました。いわゆる「香害(こうがい)」と呼ばれる現象です。
せっかく治療を受けにきてくださったのに治療院に残留する人工香料で逆に具合が悪くなっては本末転倒です。治療院の空気環境を整えるのも仕事のひとつと認識し、2018年秋からノーフレグランス宣言を出し、無香料の鍼灸院をスタートさせました。
※フレグランス宣言について
⾹料によるアレルギー、発がん性などの発現が明らかことから、EU 各国では禁⽌されている⾹料物もあるが、⽇本ではそうした規制は現状なく、メーカーの⾃主制に任されている。⾹料の先進国であるカナダ、アメリカでは、アレルギーをはじめ化学物質過敏症が増加したことから、公共の施設(行政機関、病院、図書館など )で〈フレグランス・フリー・ポリシー〉を取り入れ 、喫煙同様に⾹料を身につけることを禁じる動きがある。 |
現在は香害と CS にご理解いただける患者さんのご協力もあり、香料被害が発生せず運営できていますが、患者さんは香料成分を感知した途端に「頭痛・吐き気・めまい・手足のしびれ等」の症状が出てしまいます。従いまして、ご来院を希望される方は 柔軟剤や合成洗剤を使用した衣類の着用(過去に使用した衣類も NG )、シャンプー・コンディショナー、消臭スプレー、制汗剤、整髪料、香水、車用芳香剤など を使用していない状態で来院いただくようお願いしております。
※「使用していない状態」というのは前日や数日前から使っていないという意味ではありません。既存の香料はそんな短期間では消えません。数年かかります。頭から足の先まで完全に無香料の状態を作ってからご予約・ご来院ください。
周囲からは『洗剤や柔軟剤の使用量を少なくすれば平気なのでは?』『柔軟剤を使っていますが、私はそんなに臭いません!』などと言われますが、たとえばあなたは車椅子の方に「数段の階段くらい大丈夫でしょう?」と言えますでしょうか。そばアレルギーのある方に「ちょっとくらい食べても大丈夫でしょう?」と言えますでしょうか。車椅子の方にとっては少しの段差でさえつらいものであり、そばアレルギーの方にとってはたとえ微量であっても命に関わります。
それは香料でも同じことです。つまり、大量微量に関係なく、そこに人工の香料があるかないかが重要なのです。微量であろうとも CS の患者さんは化学合成された香料成分に反応し体調を崩します。
そして、嗅覚は順応し麻痺しやすい器官のひとつです。香り長持ち系の柔軟剤や洗剤を使っている方は24時間365日そのニオイを嗅ぎ続けているわけです。その結果、嗅覚は簡単に疲弊します。「自分が臭わない」ということは「嗅覚が麻痺して周囲にニオイを撒き散らしているのが解っていない」ということと同義です。臭うか臭わないかの基準は院長小沼にあり、嗅覚が弱ったあなたではありません。 ※院長は大変鼻が利きます
【参考】無香料の洗濯アイテム
しかし、突然「無香料でお願いします」と言われてもやり方が分からず、服についた柔軟剤臭を消そうと消臭スプレー(ファ○リーズなど)をシュッシュッしてきた患者さんも過去にはいらっしゃいました。
香害をなくしていくには洗濯方法を根本から変えていくことが必須です。巷にはたくさんの洗濯洗剤が販売されていますが、当院でオススメしているアイテムを以下にご紹介いたします。
画像は 香害をなくそう ( Facebook )さん からお借りしました
上画像で上段・中段がおすすめです。上にあるものほど人体にも環境にも負荷がかかりにくく、生分解性にすぐれたアイテムです。「その他の無香料洗剤」は無香料というだけで人体と環境には優しくありません。香り長持ち系の製品に比べたらマシという程度です。
ご自身とご家族の身体のために化学物質まみれの製品を減らしてみませんか?
さて、ここまでお読みいただきありがとうございました。
もし当院の予約条件を受け入れてくださるなら、ぜひご来院いただけたらと思います。また、香害についても検索して理解を深め、ご自身や家族が CS を発症しないよう努めていただきたいと思います。
【最後に】その香料製品、本当に必要ですか?
ここでは化学物質過敏症の主な原因である、合成洗剤や柔軟剤にしぼって書いています。
柔軟剤が最初に発売されたのは1962年のこと。「花王ソフター」です。その頃は、本当の意味で服などの生地を柔らかくするという製品だったと思われます。それがいつしか、吸水性は低下し、生地は柔らかくならず、ただ香りだけが持続する 着香剤 に変わりました。
そして、各社が「ニオイがもっと長持ちするように」「もっと強いニオイになるように」と競った結果、いきすぎた香料は「香害」と呼ばれようになり、化学物質過敏症で苦しむ方が激増するようになりました。
合成洗剤と柔軟剤の原料
合成洗剤も柔軟剤も石油を原料とした製品 (石油精製品)ということを知ってください。それはつまり、基剤は「香料を入れなかったら臭くて使い物にならない」ということです。
合成洗剤は石けんに比べて 汚れ落ちもすごぶる悪いので (ここ重要です)、合成界面活性剤や蛍光増白剤、漂白剤等の添加物をたくさん入れないと洗剤として成り立ちません。言い方は悪いですが、合成洗剤は洗濯物の 汚れを落とせず白く染めている だけです。これが通常のご家庭で使われている合成洗剤であり、洗濯です。
白く染めているだけですから、汚れが落ちておらず、もちろん洗濯槽もカビだらけ。結果として生乾き臭が発生します。
合成洗剤 VS 石けん 汚れ落ち対決
少し話は逸れますが、以下のツイートをご覧ください。
洗濯石けんと合成洗剤の洗浄力比較テストの様子です。CM でよく見かける売れ筋の合成洗剤が汚れを落とせていないのがわかると思います。
洗濯用石けんと洗濯用合成液体洗剤の
汚れ落ち比較実験
6種の洗浄剤を水に入れて
ケチャップ
醤油
マヨネーズ
ソース
口紅
油性ペン
を付けて24時間経過したものを
手洗いしています。
市場で売れ筋の合成洗剤では
汚れは落ちません
だから強い香料で
ごまかしているんですよ。 pic.twitter.com/f64bVHi1mb— こいまり (@RhxBLuFq3qtroNC) July 31, 2018
柔軟剤の実際
柔軟剤は衣類をやわらかくしてくれる効果があると思っている方がほとんどでしょう。しかしながら、CM のイメージだけで、実際にはベトベトしますし、吸水も悪くなります。
柔軟剤をやめた患者さんがよくおっしゃいます『柔軟剤をやめたら生地がさらさらになって、しかも吸水が全然違う』と。また、柔軟剤には衣類にくっついて香りを長持ちさせるために接着剤が入っています。これが生地表面にこびりつくことで汚れ落ちがさらに悪くなります。
上のツイートをご覧いただければ分かりますが、合成洗剤はそもそも汚れ落ちが悪いので洗濯してもほとんど意味がありません (洗濯槽がカビる原因にもなってます)。そして、汚れが落ちないから乾いても臭います。合成洗剤も柔軟剤もその 臭いをマスキングするだけの製品 であり、特に今の強烈な香りのものは化学物質過敏症を発症していなくても具合が悪くなる人がいるほどです。
さらにその臭いの原因 (犯人)を菌のせいにし、抗菌剤をドボドボ配合しています。自分たちの製品の汚れ落ちが悪いことをカモフラージュするために香りを強くし、抗菌剤を入れて菌のせいにしているのです。
菌のせいにして…って、空気中にいったいどれだけの菌がいると思っているのでしょうか。その菌を抗菌剤で殲滅できると思っているのでしょうか。もし殲滅できるなら、それほど強い抗菌剤を24時間、身にまとっていたいですか?
排水はどうなる?
きれいになった (なっていませんが)。いい香りになった。だけど、その排水はどうなっているか、そこまで考えたことがありますでしょうか。
下水処理施設では近年の洗剤・柔軟剤の成分はほとんど処理できず、川や海に排出されています。海洋生物や海底からもその成分が検出されています。汚れが落ちないだけでなく、環境にも悪いものです。サーファーがよく言っているそうです「海が泡立っているし、柔軟剤くさい」と。
当たり前ですが、海の中で生きる魚も影響を受けています。そしてそれらが漁師の手によって市場へ送られ、消費者の身体に入ります。
香害が原因で生活できない人たち
「強烈な香りで学校に行けない子供」「同僚の香りで体調を崩し、職場で理解されず退職せざるを得なくなった会社員」「隣近所の洗濯物の香りで化学物質過敏症を発症してしまい、家から一歩も出ることができなくなった専業主婦」など、2013年以降、合成洗剤や柔軟剤に代表される香料製品によって被害に遭われている方が急増しているのです。予備軍ふくめて国内に700万人~1,000万人と推定されています。これは関節リウマチよりも多い数です。
あなたが使っているその香料製品、本当に必要ですか? 単純に CM を観たイメージだけで、何も調べずに使っていませんか? ご自身や家族の身体のこと、環境のこと考えてみませんか?
化学物質過敏症は珍しい病気でもなんでもなく、毎日のように添加物や香料を取り込んでいれば誰もが発症する可能性のある病気です。そして、発症したら治療方法もなく、この病気に理解のある医師も少なく、専門機関も縮小され、香料だけでなく様々な物質に反応するようになり、息をすることすら生死にかかわる場合もある病気です。
明日は我が身です。いつかあなたが被害者にならないために、香害という見えない問題に関心をもってくださることを祈念しています。
長文ですのにここまで読んでくださり、ありがとうございました。
最後に無添加石けんが身体に害がないという短い動画です。植物が生きていけないものをあなたは毎日使っているのですよ。