まずはページをご覧いただきありがとうございます。

このページをご覧にならなかったことが原因で予約をお受けできない方が増えております。貴重な時間を使ってご予約いただいても「当院の予約条件に合致しないため」お断りせざるを得ない状況が続いております。

以下をご覧いただき、あなたが当院の予約条件に合致しているかどうか確認をお願いいたします。条件を満たしている、もしくはチャレンジしてみようと思われるようでしたらご予約ください。よろしくお願いいたします。

 

香料製品を使用してのご来院はお止めください(香害)

化学物質過敏症 (以下、CS )や 香害 ( Wikipedia へ) という言葉をご存知でしょうか? ここ数年で見聞きする機会も、発症する方も増えてきました。

 

 

 

2018年春より、院長小沼は患者さんが持ち込む強い香料成分が原因で軽度の CS を発症し、診療が困難になりました (小沼はもともと香料製品が嫌いで使っていません)。

 

現在は香害と CS にご理解いただける患者さんのご協力もあり、少しずつ診療を再開できるようになっておりますが、香料成分を感知した途端に「頭痛・吐き気・めまい・手足のしびれ等」の症状が出てしまいます。従いまして、ご来院を希望される方は 柔軟剤や抗菌洗剤を使用した衣類の着用、シャンプー・コンディショナー、消臭スプレー、制汗剤、整髪料、香水、車用芳香剤など を使用していない状態で来院いただくようお願いしております。

 

周囲からは『使用量を少なくすれば平気なのでは?』『柔軟剤を使っていますが、私はそんなに臭いません!』などと言われますが、たとえばあなたは車椅子の方に「数段の階段くらい大丈夫でしょう?」と言えますでしょうか。つまり、量の問題ではなく、大量微量に関係なく、化学合成された香料成分に反応し体調を崩します。

 

そして、嗅覚は疲労し麻痺しやすい器官のひとつです。香り長持ち系の柔軟剤や洗剤を使っている方は24時間365日そのニオイ (あえて香りとは書きません)を嗅ぎ続けているわけです。その結果、嗅覚は簡単に疲弊します。「自分が臭わない」ということは「嗅覚が麻痺して周囲にニオイを撒き散らしているのが解っていない」ということと同義です。臭うか臭わないかの基準は院長小沼にあり、嗅覚が弱ったあなたではありません。 

 

現在、柔軟剤に代表される香料製品の使用者が来院を希望される場合は、当院の予約条件 (後述) に賛同していただける方のみ許可しております。あらかじめご了承ください。

 

香害については上記動画および下記リンク先が分かりやすいです。ぜひご覧ください。

日本に新しい公害が生まれています。その名は「香害」 | シャボン玉石けん

 

当院の予約条件

CS 発症当初に比べ、現在は少しずつ冷静さを保てるようになり、この問題にどのように対応すべきかを考えました。

その結果、当院としては香料成分から離れること、養生しながら過敏度を下げること、防毒マスクを装着して診療にあたることくらいしか思い浮かびませんでした。

しかし、これでは根本的な解決は難しいと判断し、誠に勝手ながら来院される患者さんにご協力をお願いし、それに賛同していただける方のみ許可させていただくこととなりました。それが以下の条件です。

 

当院の予約条件

条件はたった1つです。こちらを受け入れてくだされば予約・来院を許可させていただきます。

無香料の状態で来院できること
 (柔軟剤などを使っている方は、香料製品を使っていない服をご準備いただきます (下着靴下含む))

※当院がいう「無香料」というのは人工的に作られた香料を使っていない状態をさします。体臭や生活臭は関係ありません。

 

現在、来院されている患者さんは例外なく上記ルールを守っていただいております。

たまに、実行が万全ではない患者さんがおられます。体調不良となり、診療できなくなりますので、くれぐれも香料成分を持ち込まぬよう、ご注意・ご協力をお願いいたします。

上記に加え、来院前の寝癖直しウォーター、シャンプー・コンディショナー、整髪料、香水、制汗剤、消臭スプレー、車用芳香剤なども止めていただきます。なお、いま挙げた製品が無香料であれば今のところ問題ありません。

念の為にお伝えしておきますが、上に挙げた製品を金輪際やめてくださいとは言っていません。来院する日だけ使わないでくださいという意味です。ただし、香り長持ち柔軟剤と抗菌洗剤は数年経過してもニオイと成分が消えることはありませんので、無香料の服と下着をご用意ください。

 

NG 製品

現在のところ、当院でいう「香料製品」は以下のような製品を指します。効果・効能よりも香りを売りとしているような製品はすべて NG です。香料製品は常にメーカーの改悪化が進み、以前は平気だったものがダメになることも多く、以下の項目はリアルタイムに更新され続けていることをご承知おきください。

● 柔軟剤

● 抗菌洗剤

● 香り付けビーズ

● ボディシャンプー/シャンプー/リンス/コンディショナー

● 整髪料

● 消臭スプレー類

● 香水

● 車用芳香剤

● 制汗剤・ボディーシート

● 日焼け止め

● ボディクリーム/ハンドクリーム

現在は上記のような香料製品が NG です。参考にされてください。くどいようですが、無香料製品であれば OK です。

 

【参考】無香料の洗濯アイテム

突然「無香料でお願いします」と言われてもやり方が分からず、服についた柔軟剤臭を消そうと消臭スプレー (ファ○リーズなど)をシュッシュッしてきた患者さんも過去にはいらっしゃいました。

香害をなくしていくには洗濯方法を根本から変えていくことが必須です。巷にはたくさんの洗濯洗剤が販売されていますが、当院でオススメしているアイテムを以下にご紹介いたします。

 

画像は 香害をなくそう ( Facebook )さん からお借りしました

 

上にあるものほど人体にも環境にも負荷がかかりにくく、生分解性にすぐれたアイテムです。「その他の無香料洗剤」は無香料というだけで人体と環境には優しくありません。今ある香り長持ち系の製品に比べたらマシという程度です。

ご自身とご家族の身体のために化学物質まみれの製品を減らしてみませんか?

 


 

さて、ここまでお読みいただきありがとうございました。

もし当院の予約条件を受け入れてくださるなら、ぜひご来院いただけたらと思います。また、香害についても検索して理解を深め、ご自身や家族が CS を発症しないよう努めていただきたいと思います。

 

以下は香害や CS に関心がありましたら、お読みいただき、実践していただきたい内容です。強制ではありませんし、長いですので時間があるときで結構です。

 

当院でオススメしている洗濯アイテム

上述した内容とかぶりますが、個人的にたくさん試してみた中でバツグンに使いやすく、効果を発揮する2つをご紹介させていただきます。

洗うだけでふわふわになりますので、柔軟剤は不要です。合成洗剤と比べて汚れ落ちも素晴らしく、生乾き臭もなし、静電気も発生しにくくなります。さらに排水は数日で水と二酸化炭素に分解され、環境にも配慮されたものです。

 

オススメ1:シャボン玉スノール (液体)

 

 

まず、無香料・無添加の洗濯石けんをオススメしています。

当院の近所ですと、ダイユーエイトさん、カンセキさんにシャボン玉石けんの商品が充実しております。その中の「シャボン玉スノール(液体)」が大変よいです。

詳しくは 公式 HP をご覧いただくとして、このアイテムはとことん無添加・無香料にこだわっており、洗浄力も大変強いところがすごいです。

世の中には無添加商品がありますが、実は「添加物が1つでも入っていなければ無添加と表示してよい」ことになっており、見たこともないカタカナの添加物がいっぱい入っているのに無添加と表示してある商品はたくさんあります。
例)無添加さらさ ( P&G ) ⇒ 蛍光剤・漂白剤・着色料だけが無添加

その中でシャボン玉石けんは、かたくなに製法を守って無添加石けんを作り続けています。洗濯後の排水は数日のうちに生分解され、魚のえさになります。

 

オススメ2:洗剤を一切使わない「マグちゃん」

 

 

マグちゃん」という洗剤を一切使わない洗濯アイテムがあります。

当院の近所ですと、ケイヨーデイツー会津若松店のハンガー・物干しコーナーに売っています。我が家でも使っています。

こちらも詳しくは 公式 HP をご覧いただくとして、このアイテムのすごいところは、マグネシウムが水素とアルカリイオン水を作り、それが汚れをキレイに落としてくれるところです。さらに毎日洗濯するだけで洗濯槽や下水ホースまでキレイにしてくれます。

「マグちゃん」1個で2.5kgの洗濯物を洗えます。1回使い切りではなく、約1年間使えるのでコストパフォーマンスも抜群です。

 

以上、当院がオススメしている洗濯アイテムをご紹介させていただきました。

当院に来院されている患者さんの多くがシャボン玉スノールやマグちゃんで洗濯され、本物の洗濯方法を身につけていらっしゃいます。

 

【最後に】その香料製品、本当に必要ですか?

<< ここでは化学物質過敏症の主な原因である、合成洗剤や柔軟剤にしぼって書いています >>

 

柔軟剤が最初に発売されたのは1962年のこと。「花王ソフター」です。

その頃は、本当の意味で服などの生地を柔らかくするという製品だったと思われます。

それがいつしか、吸水性は低下し、生地は柔らかくならず、ただ香りだけが持続する 着香剤 に変わりました。

そして、各社が「ニオイがもっと長持ちするように」「もっと強いニオイになるように」と競った結果、いきすぎた香料は「香害」と呼ばれようになり、化学物質過敏症で苦しむ方が激増するようになりました。

 

合成洗剤と柔軟剤の原料

合成洗剤も柔軟剤も石油を原料とした製品 (石油精製品)ということを知ってください。それはつまり、基剤は「香料を入れなかったら臭くて使い物にならない」ということです。

合成洗剤は石けんに比べて 汚れ落ちもすごぶる悪いので (ここ重要です)、合成界面活性剤や蛍光増白剤、漂白剤等の添加物をたくさん入れないと洗剤として成り立ちません。言い方は悪いですが、合成洗剤は洗濯物の 汚れを落とせず白く染めている だけです。これが通常のご家庭で使われている合成洗剤であり、洗濯です。

白く染めているだけですから、汚れが落ちておらず、もちろん洗濯槽もカビだらけ。結果として生乾き臭が発生します。

 

合成洗剤 VS 石けん 汚れ落ち対決

少し話は逸れますが、以下のツイートをご覧ください。
洗濯石けんと合成洗剤の洗浄力比較テストの様子です。CM でよく見かける売れ筋の合成洗剤が汚れを落とせていないのがわかると思います。

 

柔軟剤の実際

柔軟剤は衣類をやわらかくしてくれる効果があると思っている方がほとんどでしょう。しかしながら、CM のイメージだけで、実際にはベトベトしますし、吸水も悪くなります。

柔軟剤をやめた患者さんがよくおっしゃいます『柔軟剤をやめたら生地がさらさらになって、しかも吸水が全然違う』と。また、柔軟剤には衣類にくっついて香りを長持ちさせるために接着剤が入っています。これが生地表面にこびりつくことで汚れ落ちがさらに悪くなります。

 

上のツイートをご覧いただければ分かりますが、合成洗剤はそもそも汚れ落ちが悪いので洗濯してもほとんど意味がありません (洗濯槽がカビる原因にもなってます)。そして、汚れが落ちないから乾いても臭います。合成洗剤も柔軟剤もその 臭いをマスキングするだけの製品 であり、特に今の強烈な香りのものは化学物質過敏症を発症していなくても具合が悪くなる人がいるほどです。

さらにその臭いの原因 (犯人)を菌のせいにし、抗菌剤をドボドボ配合しています。自分たちの製品の汚れ落ちが悪いことをカモフラージュするために香りを強くし、抗菌剤を入れて菌のせいにしているのです。

菌のせいにして……って、空気中にいったいどれだけの菌がいると思っているのでしょうか。その菌を抗菌剤で殲滅できると思っているのでしょうか。もし殲滅できるなら、それほど強い抗菌剤を24時間、身にまとっていたいですか?

 

排水はどうなる?

きれいになった (なっていませんが)。いい香りになった。だけど、その排水はどうなっているか、そこまで考えたことがありますでしょうか。

下水処理施設では近年の洗剤・柔軟剤の成分はほとんど処理できず、川や海に排出されています。海洋生物や海底からもその成分が検出されています。汚れが落ちないだけでなく、環境にも悪いものです。サーファーがよく言っているそうです「海が泡立っているし、柔軟剤くさい」と。

当たり前ですが、海の中で生きる魚も影響を受けています。そしてそれらが漁師の手によって市場へ送られ、消費者の身体に入ります。

 

香害が原因で生活できない人たち

「強烈な香りで学校に行けない子供」「同僚の香りで体調を崩し、職場で理解されず退職せざるを得なくなった会社員」「隣近所の洗濯物の香りで化学物質過敏症を発症してしまい、家から一歩も出ることができなくなった専業主婦」など、2013年以降、合成洗剤や柔軟剤に代表される香料製品によって被害に遭われている方が急増しているのです。予備軍ふくめて国内に1,000万人と推定されています。これは関節リウマチよりも多い数です。

 

あなたが使っているその香料製品、本当に必要ですか?
単純に CM を観たイメージだけで、何も調べずに使っていませんか?
ご自身や家族の身体のこと、環境のこと考えてみませんか?

化学物質過敏症は珍しい病気でもなんでもなく、毎日のように添加物や香料を取り込んでいれば誰もが発症する病気です。そして、発症したら治療方法もなく、この病気に理解のある医師も少なく、専門機関も縮小され、香料だけでなく様々な物質に反応するようになり、息をすることすら生死にかかわる場合もある病気です。

 

明日は我が身です。

いつかあなたが被害者にならないために、香害という見えない問題に関心をもってくださることを祈念しています。

 

長文ですのにここまで読んでくださり、ありがとうございました。

最後に無添加石けんが身体に害がないという短い動画です。植物が生きていけないものをあなたは毎日使っているのですよ。

 

 




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