昨日、立春を迎えました。ようやく令和8年が始まります。
暦の上では春に入りますが、体感ではまったくその気配がありません。
ですが、今日明日は気温があがり、少し暖かくなるようです。
冬至を過ぎて1ヶ月ちょっと経過し、少しずつ朝晩の明るさが変わってきています。特に日の入りは明らかにゆっくりになってきていますよね。
今月いっぱいは雪に不安もありますが、あと1ヶ月がんばっていきたいと思います。
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さて、たまには本業のことも書きましょうか。
ある患者さんの付き添いでお越しになった B さんのお話。
『昨日から左腕を背中に回すと痛い』と。
いわゆる「結帯動作(けったいどうさ)」と呼ばれる動きをすると、左肩関節の前側~腋窩(わきの下)あたりに痛みが生じるとのこと。さらに動かそうとすると痛みのために動かせない。
当院では付き添いでお越しになった方にも時間があればデモンストレーションを受けていただいています。
立位になっていただき、身体の建付けの状態をチェック。
後頭骨のズレ、両肩の巻き肩、骨盤のズレなどが大きかった印象です。
なお、当院では確認できたズレが発症原因であるという考えは持っていません。
ズレは「身体が機能した結果」と考えています。
ただし、ズレた状態が続くと別の場所にひずみが生じ、こじれていく可能性が高くなりますから、原理原則に則って、身体が最適になってもらえるようバランス調整しています。
チェック後、指先で各ツボに軽く働きかけます。
すべてのツボは2,3分で終わり、チェック時にあったズレはほぼ消失。
結帯動作をしていただくと改善率は3割といったところ。
少しでも改善が見られていればあとは身体が勝手に修正してくれるのでこのまま終わってもよいかと思ったのですが、右足の甲にあるツボに軽く触れたところ、劇的に改善しました。
上画像のように最初は腰までしか手が上がらなかったのですが、肩甲間部(肩甲骨の間)まで上がるようになりました。もちろん、痛みは消失。
結局、右下半身の前側と外側の動きが悪かったために左腕の結帯動作がやりにくくなったようです。
B さんは特別右下半身に違和感を覚えてはいませんでしたが、身体は解っていたという感じでしょうか。
ちなみに最後に触れた右足の甲のツボが決め手になったように思ってしまいがちですが、半分正解で半分間違い。
全身のバランスを調整するツボを刺激する際、右下半身の調整をするためのツボの刺激が少し甘かったようです。デモンストレーションという場でしたので、精度が低くなってしまいました ←言い訳ですね
右足の甲のツボはあくまでも補助。
小沼の経験上、いきなり補助のツボに働きかけてもパッとしないことが多いです。全体を整えた上で補助のツボを使うと良さそうです。
個人的には外傷等の明らかな原因(例:打撲/捻挫)がない限り、痛みを感じているところが原因であるという考え方には同意しかねます。
仮に小沼に腰痛がいきなり発生した場合、やはり痛い場所にフォーカスするのは本能なので仕方がないこと。でも、「痛い場所=そこが原因ではない=施術する場所とは限らない」ということです。
今回のケースは解りやすい症例だったと思います。
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