治療って楽しいですね

令和4年が始まって2週間が経過しました。あっという間に春が来て、夏になり、気づくと1年が終わってしまいそうです 😉 

さて、今日は土曜日ということで時間外診療から開始させていただきました。大雪もなんとか乗り切った感があり、ときおり日が差すなど気持ちの良い天気でしたね。

 

そんな中「しゃがめない」という患者さんがお越しになりました。昨年のクリスマス前に調整させていただいた患者さんです。

そのときは全身状態がひどく、上から下まで過度の緊張があり、全身パンパン。主にふくらはぎから膝にかけて痛みが強く、自転車を漕ぐのも難儀するほどでした。

運良く、一度の調整で回復して年越しできたのですが、ここ最近になって左膝の外側が痛くてしゃがめない、階段を下りるのがしんどい、などの症状が出てきました。

さすがにたった一度の調整だけでは完全回復は無理だったか……と思いましたが、いったん気持ちをニュートラルにして膝周辺を診ていきます。

膝の各種テストは陰性。それはつまり、痛みや不具合を感じている膝には原因がないことを表しています。では、どこか? なんとなく股関節っぽい雰囲気がします。

当院独自のチェックをしたところ、左股関節の動きがとても悪いことが判明。また、チェックから導き出された結果として、胃腸の疲れからの風邪症状も出てきました。暴飲暴食から風邪を引きやすくなるパターンです。

本人に尋ねたところ、年明けしてから会社の行事で都内へ出向き、そこで暴飲暴食したと。時間にして12時間!(すごすぎます 😆 )さらに都内をたくさん歩き回ったこともあり、股関節に負担がかかって連動性が乏しくなって最終的に左膝の外側に不具合が出たものと判断しました。

調整前にしゃがんでいただきましたが、45度程度で痛みと違和感が出てしまい、ほとんどしゃがめません(写真撮っておけばよかった……)。また、仰向けで寝たときに左足が外を向くようにねじれると左膝に痛みが出ることも確認しました。股関節の動きが制御されてしまっているようです。

調整自体は何も特別なことはしません。その方に必要な中心軸に戻っていただけるよう経穴(ツボ)を選び、軽く刺鍼するだけです。調整後に休憩していただきましたが、左足が外を向くようにねじれていたにも関わらず、本人は痛みを感じることなくリラックスされてました 🙂 

調整後、おそるおそるしゃがんでいただきましたが、90度(いわゆるハーフスクワットの状態)まで曲げてもほぼ痛みや違和感が出ることなくしゃがむことができました。やったね。

さすがに痛んでいた期間に出来てしまった「中の傷」は調整中に修復されることはありませんので、少しの違和感は残りましたが、股関節の連動性が確保された今、左膝にかかる負担はほぼゼロになりますので傷は勝手に治癒していくことでしょう。

座っていても、立っていても身体の中心にバランスが整い、ちゃんと座っていられる(立っていられる)ことも確認できました。本人曰く「来たときと全然違う!」と。それはよかった 😀 

おそらくはこれで回復していくと思いますが、寒さが厳しさを増しますので、またひょっこり顔を出すかもしれません。ですが、当院としてできるバランス調整でお役に立てたらと思います。

なお、今回も患部である左膝外側には所見を取る以外は触れておりません。膝に原因がない以上、そこに触れても余計な刺激になるだけですから。

全身バランス調整の不思議さと治療の楽しさを感じさせていただいた症例でした。

※すべての患者さんの調整が楽しいことは語弊のないように記しておきます

 

当院は 香料で体調を崩す方を受け入れている鍼灸院 です。「香りが長続き」「本格消臭」などと謳う、柔軟剤や合成洗剤などの香料製品を日常的に使用している方はご遠慮ください。また、新型コロナワクチンを接種できない方を保護する観点からワクチン接種済みの方もご遠慮いただいております。詳しくはこちらをご覧ください

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です