今週も始まりました。よろしくお願いいたします。
先週の真夏日とは逆に最高気温が20℃までしか上がらない日もあるようです。
寒暖差が大きいですので「食べ過ぎない」「お風呂でしっかり温まる」「よく眠る」を心がけて過ごしてまいりましょう。
週末土曜日に小金井小学校で運動会があり、今日は休校。子どもたちの賑やかな声が響いています。
みんな素顔、顔を真っ赤にして汗びっしょりで遊んでます。いいぞ、もっとやれ(笑)
さて、今日は先日ポスティングされた広告を見てみましょう。
いわゆるダイエット系サプリメントの広告でしたけど、情報商材のキラーページのように胡散臭いことこの上ないです(笑)
目を引くデザインと訴えかえてくる文言に魅力を感じてしまう方もいるんでしょうね。
上画像のように実験データのグラフも掲載されていて、さぞ効果が上がるのだろうと思わせますけど、これあなたが都合よく解釈・イメージするための戦略ですので騙されませんように。
というのは、
『本製品を用いた臨床試験の結果ではありません』って、ちっちゃく書いてあるからです(笑)。
広告を見て、このサプリメントを飲めば、お腹の皮下脂肪がぐんぐん減っていくようにイメージしてしまいますが、実際は違う。
掲載されている実験データはこのサプリメントのデータではないし、この実験の被験者(プラセボ群も含む)は「1日 1,900kcal の摂取制限および 9,000歩のウォーキングが課せられている」ので、摂取群は効果が上がるってだけの話です。
普段の食事も変えず、運動もせず、このサプリメントだけで痩せると解釈しがちですが、そんな甘い話はありませんのでね。
そもそもこのサプリメントの原料も何からできているのか怪しいですし、痩身や健康目的で摂取しているのに、不自然な生成の物質の影響で逆に不健康になるんじゃないでしょうかね。
メーカーはあなたの健康なんて興味ないですよ。このサプリを飲むことで健康被害が起こったところで対処・対応なんてしませんから。「茶のしずく事件」みたいに大きな話題になれば重い腰を上げるかもしれませんけど、こういう売るだけの一方通行的な会社がほんとに増えてますので、もし何かあっても泣き寝入りでしょう。
広告は CM と一緒で「いかに商品を魅力的に見せるか」だけに注力しています。ネガティブな点なんて絶対に説明しないですよ。
そしてメーカーも馬鹿じゃないので、広告でも CM でも、ほとんど読めないような小さな文字で記載だけはするんです。要するに逃げ口上のためですね。『ここにちゃんと書いてあるでしょう? 読まなかったあなたに過失があるんですよ(ハッハッハ)』ってことでしょうね。
売りたいから(ネガティブな面は隠して)広告や CM を打つんですよ。シャボン玉石けんのように本当にいい商品を広めたいという目的で CM を打つ良心的な会社もありますけど、ほとんどは粗悪な商品をキレイに見せ、購入者の意識を煽り、都合よく解釈させて買わせてます。
脊髄反射で「なんか良さそう」って思うのは勝手ですけど、もうちょっとよく読んだり、広告や CM の裏を勉強しましょうね。
偉そうに書いていますが、小沼もまだまだです。もっと勉強します。