とある症状でお越しのとある患者さん。
当院には来ていない知人の方から『(悩んでいる症状が)治るときはこういう風になるよ!』と言われているらしい。
治るときのイメージが先に出来上がっているため、「知人に言われたようになっていないから治っていない(良くなっていない)」と仰る。
そうなると大小様々な良い変化を簡単に見落としてしまいがち。まあ、実際にそうなのですが…。
施術を担当させていただいている私からすれば、それこそ初診時に比べたら相当良くなっているように思うのですが、患者さんには伝わっていない。というか、知人に言われた現象以外は受付けない、みたいな勢い。
「自分が治すんだ!」という気持ちやイメージは必要ですが、それ以外の少し異なるイメージはその人自身が強く思い込んでしまい先入観になるだけですね。
さて、この思い込みをどう取り除くか。非常に難題です。
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