月が変わりました。そして、年度も新しくなりました。
今日は入社式を行ったところも多いと思います。進学等で大きく環境が変わる方もいることでしょう。
そういえば、当院の患者さんも無事に進学が決まったと教えていただきました。
おめでとうございます! これからさらに楽しみですね。頑張ってください!
さて、年度が変わることで今までなんとなく継続していたことを辞めることにしました。
それが「あん摩マッサージ指圧等施術所利用券」通称、助成券です。
この助成券の取り扱いを令和6年度から辞めます。
各自治体でこの助成券の取り扱いが全然違うので、小沼が書くことが全自治体共通ではないことを始めに書いておきます。
75才以上(もしくはそれ以下の身障者)が国家資格持ちの施術所で治療を受けるとき、この助成券を持参するといくらか割引になるという制度。会津若松だと1枚800円の助成。
※実は自治体に勤務する手話通訳者にも助成券が配布されていて、この方々は3,000円の助成となります。一般市民とこのような差をつけている意味が解りません。
小沼がこの制度に登録した平成15年時は希望者に年12枚ほどの助成券が配られていたのですが、自治体が積極的にアピールしないこともあり、また利用者が少ないというネガティブな実績が積み重なったため年々枚数が減り、今は6枚くらいじゃないでしょうか。
半分になった助成券、自治体が積極的にアピールしない、つまり余計に利用者が減るので自治体としてはおいしいですよね。少しでも支出を減らせるので。
もともとは少しでも患者さんの利便性がよくなればとの思いで自治体に登録したのですが、実際に助成券を持ってきた患者さんが少ないですし、その助成券を小沼が申請した回数も20年間で100回いってないと思います。
市に住むすべての該当者に発送するくらいならいいんですけど、助成券を使いたい方はまずその情報を知る必要があるし、さらに高齢福祉課に申請しなくちゃいけないし、で面倒。市政だよりにもこの件が掲載されることが少ないため、市民にとってはある意味「クローズド案件」なんですね。
もしかしたら、市としては知られないほうが都合がいいなじゃいかと思うくらい。それくらいアピールしません。
なので、年々使う人は減る一方(手話通訳者だけは安定して使ってるかも。3,000円の助成は大きいから)。
というわけで、ジリ貧なこの制度に登録を続けていても無意味だと判断し、今年度から取り扱いを辞めた次第です。
ずっと気にはなっていたんですが、ようやく辞められました。
スッキリとした気持ちで新年度を始められます。
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