今年の1月末、ジャパンマシニスト社さんが「マイクロカプセル香害」のアンケートを行いました。
せっかくの機会だと思い、小沼も参加させていただき、当時の想いを書かせていただきました。
300文字程度という制約があったことから、書きたいことの半分も書けなかったように記憶していますが、短い中にも伝えたいことを伝えようと書きました。
そして、被害者・発症者の声という項目に掲載していただけることになったため、ジャパンマシニスト社さんが献本を送付してくださいました。大型連休の少し前のことです。
ジャパンマシニスト社さんには化学物質過敏症のスタッフさんが何人もおられ、その皆さんが頑張って発送作業してくださったと思うと頭が下がります。
本自体、ノン VOC インキ (簡単にいうと化学物質過敏症の方が反応しないインク)で製本されていないので、発送作業は相当に大変だったと思うからです。
そんな想いが詰まった本を連休中にしっかりと拝読させていただきました。
小沼の声も要約や改変、リライトされることなく掲載されており、掲載されている被害者・発症者の数は30名以上になります。
全国いたる所で性別・年齢・職業関係なく、化学物質過敏症を発症されておられます。もちろん、共通するのは昨今の行き過ぎた人工香料。特に柔軟剤と合成洗剤を挙げていない方は一人もいませんでした。
本の後半は嗅覚の基本から、どうして香料で不調になるのかをデータを交えて解説されています。
また、タイトルとおり、マイクロカプセル (マイクロプラスチック)について、柔軟剤に大変危険な化学物質が使われているなどの検証データもあり、薄い本ではありますが大変読み応えのある内容でした。
関心のある方には当院から貸し出すことも可能です。また、アマゾンでも販売されていますのでご購入いただけるとジャパンマシニスト社さんが喜びます (献本をいただき購入していない小沼が言うのもなんですが……)。
当院に来院される患者さんは小沼にご協力くださり、いつも気遣ってくださいます。そんな皆さんがより関心を深めていただける内容になっています。
貸与をご希望の方はお気軽にお知らせください(*^^*)
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