昨日は21℃まで気温が上がった会津若松。
妙な生ぬるい温度と空気がちょっと気持ち悪かったですね。
今日で11月が終わり、冬に向かっていきますが、やはりその季節に見合った空気の方が過ごしやすいです。
明日から12月。令和4年もいよいよ最後の月に入ります。当院の予約表も少しずつ余裕がなくなってきました(特に年末)。
年末ギリギリでお断りしたくありませんので(香料使用者は別として)、どうか早めの確保をお願いいたします。
さて、少し前から Youtube に「おすすめ」と表示される、とある動画が話題になっています。
いわゆる ”癌治療ユーチューバー” と呼ばれるカテゴリの方々ですが、どうもこれが怪しい。他の癌治療ユーチューバーとは対称的にイメージがキレイなんです。キレイ過ぎるというべきか。
そして、癌治療ユーチューバーはたくさんいるのに、なぜ彼らだけが「おすすめ」に上がってくるのか、を考えると、これはプロパガンダやプロモーションなんだろうなぁってところに行き着くわけです。
もちろん、斜に構えすぎなのかもしれません。でもね、明らかに彼らの動画は違和感を覚えるんです。
たとえば、
- そもそもフィアンセの彼女さんは膵臓がんのステージ4なのか(笑いながら解説している)
- 余命2年というのもちょっと長すぎる(膵臓がんのステージ4だと一般的に半年)
- 余命宣告されているのになぜ2人揃って無邪気な笑顔なのか
- 素人っぽくない(おそらく劇団員)
- 2人旅という設定なのに空撮ドローンのシーンがある(これ撮影クルーいるでしょ)
- なぜクラウドファンディングを募集しているのか
- 癌は重曹クエン酸が治ると夜中にコメント残し、数時間後に削除される
と、こんなところ。
彼らが本物の癌治療ユーチューバーであることを信じられる点を探すより、「いや、これは案件でしょ」と違和感を覚え、ツッコんでしまう点の方が多すぎる。
個人的に思うのは、大流行中の死病を防ぐためにみんな💉しましたけど、どんどん免疫が低下して今後は癌患者が増えるでしょう。
いまの時期から柔らかく、清潔なイメージを動画にして多くの人の目に止まるようにしておけば、いずれ癌に罹った場合にすんなりと癌治療(いわゆる三大療法)に誘導することができます。
それはつまり、医療機関と製薬会社、厚生労働省がウハウハな状態にできるということ。
さらに付け加えると、このフィアンセさんは多分死なない(笑) 闘病の末、治りましたとか平気な顔で言いそう。
自分に当てはめてみると、もし妻が突然に膵臓がんのステージ4と診断されたら、2人旅なんてやってられない。仕事して稼いだお金を治療費に充てると思う。クラファンという考えにもたどり着かない。ロジカルシンキングだとしても、クラファンは違うかな。
国内での治療が絶望的で海外で自費診療を受けるためにクラファンで資金を募るっていうならあり得る話ですが、高額医療だとしても保険証をもっていれば、それこそ近所の総合病院でも治療は可能なのに、なぜクラファン? ※保険適用外の治療を受けることは想定していません
コロナっていう大流行りの死病もそうだし、ウクライナもそうだし、とにかく日本人というのは脊髄反射でなんでも信じてしまう民族なんですよね。だからこそ、メディア・コントロールしやすいというか。
目の前に提示された情報をそのまま受け入れたら危険だよって、約3年間言っててもこういう結果になりますのでね。
イメージ戦略に見事に引っかかっていることにすら気づけないのだから、そりゃ毒液を射ち続けますよね。マスク外せませんよね。柔軟剤やめられませんよね。
すべては「同じ構造」なんです。あれはあれ、これはこれ、それはそれ、じゃないですから。根っこは同じということに気づいてください。