先日、はり施術中にひらめくことがあり、現在その確認をしております。
自分が立てた仮説が正しければ、きっと今よりも精度が高くなると予想しています。劇的ではなく、ほんの少しですけどね。
ここ何年も重箱の隅を突くようなことをしています。思いついては仮説を立て、確認して精査する。
ほとんど多くは結果が出ないことも。作っては壊し、また作っては壊しの連続です。
患者さんによく言われます。『今のままでも十分だと思いますけど』
確かに嬉しい評価です。でも私としては満足していません。今よりもっと精度の高いやり方があるはずだと思っています。
もし、今の施術内容に満足してしまったらそこで止まってしまいます。それは衰退の始まり。
また、どの仕事もそうですが完成形ってないと思うんですよね。死ぬまで勉強、研究なのだと思います。
施術の流れ、やり方に変化がなく、患者さんからしたら何が変わったのかも分からないほどのマイナーチェンジを繰り返しています。その小さな変化の積み重ねが今の私に出来うる最大限の施術です。
今後も作っては壊すことを繰り返すでしょう。
傍から見れば無駄かもしれませんが、その先に自分の目標とする施術があると信じて作業をしていきます。