実父の火葬が終わり、会津に戻りました。今日から平常運転に戻ります。
急なことではありましたが、ご理解とご協力くださった患者さんの皆様には感謝。
帰省は数年ぶり。短い滞在でしたが、母親や姉兄に会えてよかった。
会津でも「家族葬」が主流になってきていますが、埼玉や首都圏では「直葬」というスタイルが主流になりつつあります。
簡単に言ってしまうと、まず先に火葬をしてしまう。で、四十九日の納骨と併せて葬儀を行うという流れみたい。
実父の場合も直葬でした。告別式はなく、いきなり火葬場に集合。火葬前に簡単なセレモニー(棺に花やお菓子を入れて最後のお別れ)をしてから火葬という流れでした。
もちろん、告別式をしてから火葬、納骨という流れも残ってはいるみたいですが、少なくなっているとか。
聞いたところによると、直葬が主流になったのはコロナが影響しているらしい。
告別式する ⇒ 参列者から感染者(ただの陽性者)が出現 ⇒ 葬儀自体が縮小 ⇒ 火葬だけする、みたいな感じだそう。
注入した謎液の影響もあると思うんですけど、とにかく死にまくってるようです。
火葬場は1日に18体のご遺体を火葬できるようですが、毎日 MAX になっていて先の予約もどんどん埋まっていっていると。
実父も死亡してから火葬するまで1週間かかりました。最初から直葬と決めていたようで和尚さんの都合ではなく、単純に火葬場に空きがなかった。
さすがに会津では直葬はまだ主流にはならないと思うけど、先日葬儀社のチラシを見たら「火葬式」という一番安いプランがありました。
人が亡くなるというのは大変なエネルギーを消耗します。
だからこそ、葬儀はミニマムに、近所の手を借りず、短時間・短期間で終わる方がよい場合もあると思います。
結果的には、通夜ぶるまい(会津でいう「夕食使い」)がなくなるケースが増え、今までそれで利益を出していた会社にとっては死活問題ではありますが、いつまでも変わらないビジネスなんてないわけですし、変革を遂げる必要性があるということでしょうか。
香害の懸念があったため実家には泊まらず、羽生(はにゅう)のビジネスホテルに宿泊。
CS になってからいくつものビジネスホテルに宿泊しましたが、ここが一番快適に過ごせた感。香料は決してゼロではなかったですが、過ごしやすかったのは確かです。
館内着とリネン類の洗剤(おそらく業務用の)が無香料だとなお良かったんですけどね。掛け布団は裏表を逆にして寝ましたが、翌朝はやっぱり下着がクサクサになってました。残念。
このビジネスホテルは日帰り入浴施設が併設されてあり、しかし昨今のシェディング事情を踏まえるとまず入浴できないし、する気も起きない。ですので、ユニットバスで入浴しました。
周辺の自然食レストランを探したのですが、どこも遠くて断念。入浴施設にはレストランと居酒屋があり、ジャンクもしょうがないとレストランで食事をしました。
「はにゅう丼」というものを頂きました。豚肉、レンコン、人参を甘辛いタレ(たぶん焼肉のタレ)で炒めたものを熱々のご飯の上に乗せてあり、刻んだ大葉とマヨネーズ、食べるラー油がかかってました。
味は強烈に濃かったものの添加物の影響もあって非常に美味しく感じられ、自宅でも再現できそうな味でした。ちゃんとした食材と調味料で作ればもっと美味しくなるかもしれません。
ジャンクな内容でしたが、食事前に「頂きます」と手を合わせ、いつもよりもよく噛んで食べたので大丈夫でした。
滞在最終日に「鷲宮神社」を参拝。
車から降りた瞬間に風が吹き始め、神様から歓迎されていることを感じました。
鷲宮神社は小沼の地元の神社で、初詣や七五三はもちろんのこと、小学生のころは写生大会でいつも訪れていた場所です。
数年前に大鳥居が倒れてしまいましたが、とても頑丈で立派な鳥居が再建されていました。
参拝を済ませ、妻と棒みくじを引いたのですが、ふたりとも同じ番号を引くというミラクル。お互い、箱をよく振ってから棒を出したんですけどね。
神様からのメッセージを受け取り、背すじがシャンとしました。
会津に戻る前に実家に寄り、母親と兄の治療をしてきました(姉には会えず)。
調整が済んでホッとしたところで CS のこと、香害のことを改めて聞いてもらえる機会になりました。
兄夫婦からは『香り付き洗剤と柔軟剤を使っているけど、そんなに強くしてないよ』と、いつもの定型文で返ってきましたが、弱い強いの問題じゃなくて All or Nothing なんだと話をして理解を得られました。
また、小沼の啓発がまったく足りておらず、母親は毒液を4回注入しちゃったし(亡き父は0回)、兄は聞いてませんが仕事柄を考えるとおそらく注入しているでしょう。姉夫婦も同様かと。
母親も兄も小沼が忌避する「人工香料 + 謎液注入というコンボ状態」ではありましたが、家族の治療は…しょうがないよねぇ。事前に神門ワークを行い、ほぼ被害ゼロで終えることができました。滞在中はいつもより頻繁に神門を行っていたので、かなり防御できました。
調整を終えた二人は顔色がよくなり、主訴もほぼ消失して満足そうでした。小沼も自分が行っている治療により確信を持てましたし、また「人工香料 + 謎液注入というコンボ状態の身体」に触れても大丈夫だったことも確認できました ←だからといって当院のルールを緩和することはありません
実家はかなりゆっくり行って会津から4時間。
平均3時間ほどで帰れるので、今後はもう少し帰る頻度を増やしてもいいのかもしれないと思いました。
今度は無香料の状態のみんなと会えたら嬉しいですね。