洗濯洗剤業界では「7割が水でした」とか、なんの謝罪もなく自分たちの製品のカミングアウトをしております。
「へぇ~そうなんだ」じゃなくて、ここは普通に「え? そんなものを売ってたの?」と怒らなきゃいけない場面です。
B 層が多い日本人はそんなこともせず、新しくなった製品をまた買うのでしょう。
そろそろ洗濯洗剤は汚れを落とす機能なんてないことに気づきましょう。柔軟剤を含め、ただの着香剤ですよ(^_^;)
ア●エールやナノッ●スのような液体洗剤は、いま書いたように汚れを落とす機能はなく、漂白剤や蛍光増白剤をたっぷり配合して「白く塗っている」だけです。
汚れが落ちていませんから、当然ニオイますよね(^_^;) だから、強い香料でごまかしています。
その強い香料に反応しちゃうのが小沼のような化学物質過敏症の人間です。
洗剤ユーザーの嗅覚がおかしくなっているのでしょう。
年々、香り成分がきつくなり「今までこんなに臭かったっけ?」って思うほどです。
メーカーは改良と言っていますが「改悪」の間違いだと思います。
【 画像は 香害をなくそう さんからお借りしました 】
それで先日、ダイソーで無添加の液体洗剤が販売されているという情報を入手しました。
「無蛍光」「無香料」「漂白剤なし」とのことで、シャボン玉スノールのように完全無添加とは言えない時点で無添加詐欺ですけど、まぁ割と良心的でしょうか。
【 画像は 香害をなくそう さんからお借りしました 】
成分表示を見ますとゴリゴリの合成界面活性剤(^_^;)
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム (通称 LAS )が使われていますので皮膚への刺激はかなり強く、また生分解性は著しく低いです。
パッケージの表面には「洗い上がりが肌にやさしい」とありますが、LAS を使っている時点でやさしくはなく、環境にも負担をかけます。
また、ポリオキシエチレンアルキルエーテルで繊維がガサガサになるのも確定です。
つまり、ガサガサ好きな方以外は柔軟剤を使うことになるでしょう。
もちろん、無香料の柔軟剤も発売されているので、そちらを使っていただければよいのですが、CM でやってる製品を買っちゃいますよね(^_^;)
ということで、無香料や無蛍光剤という部分においては素晴らしい商品だと思います。これが110円で買えるのですから。
しかしながら、当院のように石けん洗濯 (もしくはマグちゃん)推しから言わせていただきますと、無香料の入門編にはなるけれど長く使える商品でありませんし、無香料とは言えこの商品をオススメにすることはできません。
450g 入っていて、平均的な洗濯物の量だと12回くらい洗えるようですが、月に2回購入するとして年額 2,640 円。
それならマグちゃん買った方が安いですし、お店に買いに行く手間を考えてもマグちゃんの方がラクですね。肌にも環境にも洗濯槽にもいいです。
ダイソーは世論の動きをみてグリホサート (ラウンドアップ)の取り扱いを中止してくれた企業。
無香料の液体洗剤も香害問題を意識して販売しているのかもしれません。
100 円で完全無添加の石けん洗剤が買えることはほぼ無理だと思いますが、こうした努力を続ける企業さんは応援したいですね(*^^*)
※他の 100 円ショップを応援できないと言う意味ではありません。
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