慣例を疑う

ぎっくり腰はほぼよくなりました。
ブログを読んで、わざわざご連絡くださった皆様、ありがとうございました。

 

いつも患者さんに伝えている
「痛みと症状にフォーカスしない」という言葉。

 

今回、腰を傷めてみて、
フォーカスしない難しさ と フォーカスしない大切さ
その両方を学べました。

 

少し違和感があった方が無理しませんし、
身体の機能にまかせて、自然に治癒するのを待つ。
そして、よくなったことで自分の身体をさらにリスペクトしています。

 

ほんと、身体ってすごいですよね!

 

***

 

さて、昨日今日と上の娘さんは球技大会。
下の娘さんも県大会まで10日を切り、猛暑の中を練習しています。
ほんと、よく頑張っているなあと。

 

一昨日は愛知で小学生が、
昨日はいわき市で農家の男性が、
それぞれ熱中症で亡くなられました。

 

小沼が小中高の頃は35℃を超える日ってかなり珍しかったですが、
いまは簡単に35℃を超えてきます。しかも連日。

 

ひと昔前、ふた昔前までの夏とは違います。
これまでの慣例や常識が通用しなくなってきています。

 

『昔からこの時期にやっていたから』とか
『子供だから (若いから)暑さに強い』とか
そういった考えも現代では無理があります。

 

全体の割合でみたら、熱中症で運ばれる数の方が少ないから
大丈夫という判断をしている、というのもわからなくはないです。

 

でも、少なくとも熱中症で被害にあっている方がゼロではなく、
むしろ増えていることに着目すべきかと。

 

学校にエアコンは必要ない論、
学校に水筒の飲み物は必要ない論、
試合が近いから炎天下でも練習しないと論、
毎年この時期開催だから変えられない論、

 

基本的に自分目線しか持ってないから、
こういうことを論じられるのですよね?

 

室温30℃を余裕で越え、扇風機が熱風を撹拌する教室。
蛇口をひねってもぬるーい水しか出てこない水道。
自分は動かずに日陰で指導する部活顧問。
わざわざ暑い時期に大会を開催する主催者。

 

エアコンはいらない、冷たい水筒は持ってきちゃダメなどと言っている方は
実際に現場に来て、同じ環境で過ごしてから言ってください。
大人は耐えられませんよ、きっと。

 

自分の時代は大丈夫だったからとか、おぬかしになる方もいますが、
さっきも書きましたけど、もう環境と時代が違うんですよ。

 

連日35℃を超える日が「自分の時代」にはどのくらいあって、
その中で練習したり、授業したことあるのか? って話です。

 

おそらく今後もわざわざ暑い時期にイベントを開催して、わざわざ熱中症患者を作り出す、
この流れを変えようともしないし、考えもしないのでしょうね。

 

いま、東京オリンピック開催も本気で心配されてますよね。
10月にやったらどうかという話も出てきているようです。

 

とてつもなく大きな話なので、すぐに変えられないことは解っていますが、
本当に子どもたちが危ないと感じています。

 

慣例に流されず、変えていく必要に迫られているのではないでしょうか。

 

***

 

最後に。

 

沖縄の現地の方は真夏の昼 (一番気温が上がる時間帯)は海に行かないし、泳がないのです。
それは、危険だって知っているから。

 

真夏の昼に海に入って喜んでいるのは旅行者だけという事実。

 

これ、今の現状と一緒だと思うのですね。
危険な季節だと本気で認識しないとまずいことになるような気がします。

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