昨日は郡山市青少年会館にて福島県鍼灸師会の夏季学術講習会が開催されました。
毎年、夏季学術講習会は会津医療センターで開催されるのが慣例でしたが、コロナ騒動によりセンター側からの様々な制約によって昨年は中止。今年は Zoom によるリモート講習により、ようやく実現したような形です。
どこの県も一緒だと思いますが、医療従事者への縛りが本当に厳しいと思いますね。他の県には行ってはいけないとか、家族だけで過ごさないといけないとか、本当に厳しい。だから、講師として招致されても出向くことができない、と。そりゃ、自分が陽性者になったら大変だ、感染対策を頑張っているみんなに迷惑がかかるというのは分からないでもないけど (そもそもの感染対策が間違ってるけどねw)、もうちょっと頭を働かそうぜって思いますね。
っていうか、上から言われる、そういった条件がおかしいことに気づかないのがおかしい。
- 県内は良くて県外が駄目な理由にエビデンスはないですよね?
- 自分たちだけ守ってもしょうがなくない?
- じゃ物流とかのお仕事の人たちはどうすればいいの?
- 家族だけで過ごすにしても買い物やファミレスには行ってもいいのはなぜ?
- そもそもインフルエンザが大流行して一日に200万人とか感染者が出ていたときにはこういう措置しなかったのはなんで?
なんて、無限にツッコミどころが出てくるんですけど(^_^;)
それはさておき、リモートということで会場の青少年会館には講師陣は一人もお越しになりません。運営と会場で視聴したい方が来ているくらいです。なお、密になることを避けるため、約40名が入れる研修室を2部屋借りて実施しました。入り口には消毒を置いたり、みながマスクしたりして対策はバッチリです。あ、小沼は毎度のことながらノーマスク、ノー消毒です。
講演は3コマ。長時間に渡る講習会なのでなかなかヘビーでしたが、やはりフロントラインで活躍されている医師の先生方のお話を聞けるだけでアップデートになりますし、日々の勉強不足が露呈することで、しっかりしなきゃと活を入れてもらえるのは助かります。
鍼灸師って小沼のようなワンマン治療院が多いんですね。そうすると、いつの間にか「井の中の蛙」になってしまう。それは患者さんにも自分にも不利益にしかなりませんので、常に学び続ける環境にいるということはとても大切なことだと思っています。川を流れる水をせき止めれば淀んでいくように、勉強をやめた鍼灸師も淀んでいきますから。
アカデミックな内容でついていくのが精一杯でしたが、少しでも伝わりやすくなるよう講師の皆さんがわかりやすく解説してくださったので充実した一日を過ごせました。そして、やはり日々の勉強不足を痛感しました。こりゃ、コロナばっかり追っかけては駄目だね(笑)
最後になりますが、会津医療センターの医師と言えども、リモートになるとノーマスクでした。新型コロナは自宅や職場で一人になっているときはいないっていう設定みたいですね (爆) 実に便利で都合のよいウイルスですね!
現場の医師がこの理解度では、この騒動が終わるはずもなく。まぁ、国としてもまだまだこの騒動が続いてくれないと困るみたいですし、なんとも残念な気持ちになりました。
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