日曜日は郡山市・開成山陸上競技場にて
第25回 郡山シティーマラソンが開催され、
鍼灸治療のボランティアスタッフとして参加してきました。
(一社)福島県鍼灸師会として、
第2回大会から休まず参加させていただいており、
今年も約90名のランナーをサポートしました。
鍼灸治療のボランティアスタッフは25名を超え、
その中には郡山市と仙台市にある鍼灸専門学校の学生さんもおり、
勉強熱心な姿に感心しました。
それぞれの先生が自信を持ってランナーの対応にあたり、
レース前には安心した顔で、レース後にはスッキリした顔で
治療ブースを出ていかれるランナーの皆さんが印象的でした。
小沼は8名のランナーを担当させていただきました。
レース後に足首が痛くなったランナーの方。
足首には一切施術せずに痛みが消え、ビックリされていました。
こうした反応が楽しくて、鍼灸師冥利に尽きますね。
小沼自身、郡山シティーマラソンに何回目の参加かも忘れてしまいましたが、
毎回勉強になります。
その中でいつも感じることですが、
治療院とは環境が異なる中で、すばやくランナーの状態を確認し、その場で対応する。
こうした現場は判断力が養われます。
今回はランナーでしたが、
実は震災時のボランティアも意識して活動しています。
電気もない、ベッドもない。
あるのは1本の鍼と一握りのモグサのみ。
そして目の前には症状を訴える方がいる。
このような状況の中でも鍼灸は活躍できます。
少し話が脱線しましたが、
マラソン大会という明るい雰囲気の中で
震災もイメージしながら活動してきました。
来年も参加予定です。