昨日は急遽臨時休診とさせていただき、次女が入学予定の高校のオリエンテーションに出席してきました。
昇降口を入ってすぐ、激臭柔軟剤の親子がいてガッカリしつつ、会議室にて校長先生や教務主任などの説明を聞く。
会議室には約80名ほどの保護者が集まっており、香害に耐えていたのですが、やはりキツく、薄れゆく意識の中で記憶していたのは校長先生がとても一生懸命だったということ。
何に一生懸命なのかというと、生徒一人ひとりの将来を考え、愛のある厳しさをブレることなく説いているところでしょうか。
多感な年齢ということもあり、真面目に、堅実に、一生懸命に高校生生活を送ることに違和を覚える生徒もいることでしょう。
しかし、そこを “なぁなぁ” にしてしまうと社会に出たときに弾かれモノになってしまうわけです。社会は甘くありませんからね。
ですから、耳にタコかもしれないけれど愛のある厳しさを展開することで、社会に適応できる人間を育てようとがんばっている、そんなところを強く感じました。
これは何も就職する人だけでなく、進学する人にも当てはまります。
勉強だけできて成績がよければいいのか? いや、違いますよね。
成績至上主義なんて、そういう時代はもう終わりに近づいているのではないかと思います。
また、進学しても卒業した高校の名を背負うわけです。いい年して素行不良で母校に泥は塗りたくないですよね。
次女が進む高校は進学校ではないかもしれません (近年は進学率が倍増しているそうです)。
ですが、学力を上げることだけに躍起になって人間力を上げることをないがしろにする、学校としてのなにか大切なことを忘れてしまった高校とは違うと自負しています。
さすが我が娘。いい学校を選んだと思います 😀
※決して他校をディスっているわけではありません
この春から、次女には中学校のときとは比べ物にならないほど、たくさんの負荷がかかると思います。
その負荷から逃げるか、打ち勝つか、さてどちらでしょうね。
S っ気のある小沼としては打ち勝ってほしいと願ってます。それが結果的には自分の糧になるのだから。
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オリエンテーションが終わって、午後は診療しようと考えていましたが、香害でダウンしてしまいました。
柔軟剤が服を柔らかくすると洗脳されている方が減りますように。CM を見て柔軟剤を買ってしまう、思考停止している人が減りますように。
全身が臭くなって帰ってきました。ほんと害しかないですね、柔軟剤と抗菌洗剤。
今から入学式に戦々恐々としております。はぁ~。