ついに4割が香害を体験

一昨日、関東地方で梅雨入りしました。

福島県もすでに梅雨入りでいいんじゃないの~と思えるような気候ですが、もう少ししてからでしょうかね。

気温はまた上がってくるようですが、お日様が拝めない、そんな日が続いています。

身体がだるくなったりしやすいですので、意識的に動くことで交感神経を優位にして少しだけテンションあげていきましょう。

なお、テンションは基本的にあまり上げるものではないと認識しています。

その理由は「上がったものは必ず落ちるから」ですね。

ですので、ほどほどに上げておいて、落下ダメージが少なくするようにしておくことが大切です。

 

 

さて、自分の Facebook でシェア済みですが、こちらにも書いておこうと思います。

無香料の日にちなんで、我らがシャボン玉石けんさんが香害・CS に関するアンケートを実施したとか。

ふむ、小沼はシャボン玉石けんさんで友の会の会員なんですけど、そんな案内きていなかったですね。どこでやっていたんだろう? 来年は参加したいですね。

 

それで、結果としては 人工香料などによって体調不良を経験したことがある人は4割に上った とのこと。

実際、アンケートに参加された数が523人だったかな、統計としては母数が小さすぎてあまり有意義な結果ではないともとれますが、いやはや4割ですか。

小沼が CS を発症した4年前は、それこそ「香害」や「化学物質過敏症」なんていう言葉も知られておらず、柔軟剤がくさいなんて言えば完全にアタオカ認定だったんですが、少しずつ、確実に香害による体調不良は増えていますね。

 

 

体調不良の原因となる製品をランキングにすると上画像になるそうです。

小沼は微妙に違和感を抱きますね、この結果には。

うーん、香水が1位というのがちょっと信じられません。

個人的には(というか CS の大多数の方が)1位は柔軟剤がダントツ だと思っているので。

次いで、合成洗剤 ⇒ シャンプー・スタイリング剤 ⇒ 消臭剤・芳香剤 ⇒ ハンドクリーム……って感じでしょうか。

なお、小沼が書いた順位は上画像のランキングを見ています。

本来であれば消臭ビーズや車用芳香剤、制汗剤なんかもランクインしますので。

 

さすがにシャボン玉石けんさんがアンケート結果を改ざんしたとは考えにくいです。

ただ、可能性としてあるのは、このアンケートに答えた人たちの中にメーカー側の雇われ要員が一定数おり、香水が1位になるように仕向けたとか。

もちろん、かなりの妄想であることは確かですが、よくネットのキャラクター投票とかでも絶対に1位はあり得ないキャラクターが某掲示板の呼びかけにより実現してしまったこともあります。

ですので、絶対にないとは言い切れませんし、自分たちが売り出している商品が1位にならないようにするためならサクラを送り込むことだってメーカーは簡単にやりますよね。

 

 

ただ、実際に 柔軟剤のニオイ=香水と勘違いしている方が一定数いる のも事実。

とある声優さんが出演した動画なんですが、好きな香水を柔軟剤と答えてしまうミラクル(笑) 

好きな香りは? と聞かれたのなら柔軟剤と答えるのもありかと思います。でも、香水と聞かれているのに柔軟剤と答える声優さんとそれを修正せずに動画をアップしちゃう製作者側のレベルの低さが垣間見れます。

もちろん、この声優さんの認識不足は絶対・確実なんですが、ラボンやランドリンは香水系柔軟剤なんて呼ばれていますし、勘違いするのもしょうがないかもしれません。

ただ、小沼からしたら柔軟剤なんて石油臭くて、安っぽいニオイにしか感じませんけどね。いかにも人工的に作り出しました感がすごいじゃないですか。

柔軟剤なんてせいぜい数百円、それに対して香水は1瓶5,000円くらいするわけで、「柔軟剤が香水の代わりになる」なんてセコ過ぎる思考です。

確かに小沼が20~25才くらいまでは香水はひとつのステータスであり、そういう時代でした。ですので、香水の意味や嗜み方を自然と学んでいた世代ですけれど、そういうことを知らない世代は香りに対するマナーも解っていないんです。自分から発する香料が良くも悪くもどれだけ人に影響を与えているかを知らないんです。

ちょっと違う例えになりますが、スマホを持つことで初めてインターネットに触れた方がメールの書き方も知らない、まるで LINE のようなメッセージを送ってくることありますよね。相手の役職や名前を最初に書けず、改行もしない読みにくい文章を送信したり。

 

いつも書いていますが、香りだけでなく自分の嫌いな環境因子ってあるじゃないですか。温度、音、光など。

これらの自分が苦手とするものを強制的に押し付けられたら誰だって嫌だと思うんです。それが例えば頭痛や呼吸困難、四肢のしびれ、失神といった身体に影響の出るものであったらなおさら忌避したいですよね。

以前、柔軟剤を推す方が「配達員の汗臭さが嫌で配送センターに電話して柔軟剤や消臭剤を使ってもらうように言った」とありましたが、汗臭さで頭痛がしたり失神したりしますか? って話なんです。

好みではない臭気というのは気分を害しますが、それを抑制するために柔軟剤などの人工香料を使われると気分を害するというレベルではない、生活に支障のある症状が出てしまうから、それを止めてほしいと言っているんです。

よくタバコ臭がやり玉に挙げられますが、柔軟剤や合成洗剤など、巷にばら撒かれた人工香料もまったく同じであることを人工香料ユーザーは知るべきです。

受動喫煙が悪であるならば、柔軟剤や合成洗剤の香料を無理やり嗅がされるのも悪であるといえます。嫌いな香りだから悪で、好きな香りだから善なんて、それこそご都合主義の最たる例であると言えます。

 

メーカーにも責任があると思うんですね。

自社の商品を売るために「あなたクサイと思われているかも?」のようなメッセージ性の強い CM を毎日垂れ流していたら、自然と脳が洗われていきますから。

「あなたクサイと思われているかも?」について小沼としては『うん、かなり柔軟剤くさいよね』って感じです。汗臭いとか、加齢臭とか、たしかにそういうものもあると思いますけど、上述したようにそれらで体調に異変が起こることはありませんから。

でも、柔軟剤などの人工香料はそうじゃない。確実に体調が悪くなります。だから、止めようねって何年も訴えています。まぁ、変わらないけどね。

自分の身に起こらないと変われないなんて悲しい結末にならないことを切に願います。

数年後には5割、6割になっちゃうんだろうな。いつになったら気づくでしょうね。

 

当院は 香料で体調を崩す方を受け入れている鍼灸院 です。「香りが長続き」「本格消臭」などと謳う、柔軟剤や合成洗剤などの香料製品を日常的に使用している方で「全身無香料のご準備ができない方」はご予約・ご来院をご遠慮ください。また、新型コロナワクチンを接種できない方を保護する観点からワクチン接種済みの方もご遠慮いただいております。詳しくはこちらをご覧ください

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