あまり綺麗じゃない画像でごめんなさい。
先日、娘たち用に妻がパンを買ってきました。
いくつかの種類の中から、メロンパンを一口かじった娘がすぐに吐き出しました。
『柔軟剤のニオイが口の中に広がる!』と。
もちろん、すぐに出して口をゆすがせ、小沼は娘たちがかじった部分のニオイを確認。
うん、フローラル臭(^_^;)
アールグレイやジャスミンティーのようなものなら許容できます。しかし、メロンパンに柔軟剤のフローラル臭はいらないと思うのですが。
パンってビニール袋に入れてくれますよね。
ビニール袋の外側に柔軟剤のニオイが移っていてくさい or ビニール袋の内側に移香していてくさい はよくあるんですが、パン生地の中にまで柔軟剤のニオイが入っていたのは初。
小麦を製粉するときか、パン生地を練るときか、どこで柔軟剤のニオイが移香ったのかは不明です。
今回の件で確実だったのは、袋の内外は無臭だったこと。そして、パン表面もフローラル臭はしなかったこと。
となると、生地に柔軟剤の香料が一緒に練り込まれたとしか考えられないじゃないですか。
パン生地を練った担当者は相当つよい香料を放出している方なんだと思います。
おそろしや。
会津大学近くの某パン屋で買ってきたみたいですが、柔軟剤くさいパンはこれで3度目。
1度目は数年前、小沼が食べたパンがひどいフローラル臭を放っており、管理者にメールしました。
確か返信には『以後、気をつけます』とあったけど、2度目も同じパンでやられました。
そして、今回が3度目ということで完全に「気をつけていません」よね。
会社として「従業員の日用品まで口出しできない」という理屈は分からないでもないんですよ。
でもね、少なくとも食品を扱っているわけじゃないですか。
そして、その食品から柔軟剤のニオイがするのはあり得ないわけで。
上述したように、アールグレイみたいに敢えて着香しています、というのなら分かるんです。
しかしながら、柔軟剤のそれは許容できないですよ。
だって、毒ですもん。
「食品工場で従業員が気づかずにやってしまいがちな NG 行為」というものがあって、その中ではこのように書かれています↑
某パン屋が大規模な食品工場でないことも分かりますが、普段から従業員が柔軟剤くさいということは、作業着なんかも家族の靴下や下着と一緒に洗っているということですよね。
それこそ、衛生的にどうなの? って感じですよ。
そもそも柔軟剤を使うということは合成洗剤を使っているでしょう。したがって、衣類の汚れはほとんど落ちていません。
また、合成洗剤には蛍光増白剤などの添加物も多量に入っているし、それらの添加物は手指に付着し、さらに別の場所を触るとそれが付着します。
ちなみに当院のスクラブや上掛け毛布、手ぬぐいなどは、家族の衣類とは別で洗ってます(洗たくマグちゃん)。
さらに家族が使う洗濯機ではなく、もう一台の洗濯機で洗っています。
さすがに素手でパン生地をこねたりはしていないでしょうけど、従業員の日用品すらコントロールできない会社が安全安心な製品を作れるはずはありません。
3度目の柔軟剤臭で、某パン屋の意識の低さがよーく解りましたよ。
食品を扱う人間が柔軟剤の害を知らないのは無知の極み。メールでやんわりと香害や CS のこと伝えたのになぁ。
柔軟剤使用者が調理済みのものを提供するだけでも NG だというのに、それを使用している人間が製造しているからたちが悪いです。
3度目ということもあり、我が家では某パン屋は不買となりました。
柔軟剤が移香するのはパンだけじゃありません(柔軟剤と書いていますが、すべての香料製品です)。
スーパーでむき出しで置かれている野菜や惣菜だけじゃなく、空気が触れるものはすべて移香します。
商業施設に行くだけで小沼の無香料の服は、まるで柔軟剤で洗い上げたかのように移香します。
もちろん、いま上に書いたように移香するのは空気が触れるものすべてですので、服だけでなく、陳列された商品はもれなく臭くなっています。
例えば牛乳パック、ティッシュの外箱、ビニール包装された商品などなど。
これらを購入して家の冷蔵庫にしまうと手にべったりとフローラル臭がこびりつき、洗っても落ちません。
そういうものを日常で使用しており、またそれを毎日吸い込んでいることを理解しないといけないと思うのです。
『いい香り~』なんて、とんでもないですよ。
自分が使うその香料製品が、どれだけ放散し、周囲に付着しているか。おそらく想像すらしたこともないはずです。
せめて食品製造業界/飲食店業界の方だけでも柔軟剤などの使用を中止して欲しいなぁと思います。
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