マイクロカプセルが肺に到達する

12月もそろそろ真ん中。

12月に入ってすぐの時点で治療院では『今年もお世話になりました』の挨拶がかわされるようになっています。

香りをふくめてお世話になったのはこちらですのに、温かいお言葉をいただけて嬉しい限りです。

12月に入ってすぐこのような挨拶をすることに『早すぎない?』って思う方もいるかもしれません。一般的には年末にかわす挨拶ですものね。

実は当院に来院されている皆さんのほとんどがメンテナンス目的。

がんばって施術を継続された結果、主訴が落ち着き、月に1,2回の施術で健康を維持されていらっしゃいます(メンテナンスの回数は個人差あり)。

定期的にお越しになられるため、例えば「第2週の水曜日の午後2時は K さん」のように、月間(年間)の顔ぶれが変わらないんですね。

月イチ施術の方の場合、大きな崩れがなければ同月内に再来院されることはほとんどありません。

ですので、12月初旬であっても「今年最後の施術」なんです。ということで、12月初旬にもかかわらず年末の挨拶をするのでした。

年末まで、あと数十名の皆さんに今年最後の施術を受けていただく予定です。

今年一年がんばったお身体へ労いを込め、最大限に満足していただけるようノーストレスで施術してまいります。

 

さて、少し前に「 STOP! マイクロカプセル香害」の署名についてお知らせさせていただきました。

ブログを読まれた患者さんからも『署名したよー!』とご報告いただけて、本当にありがたいです。

現在、5,700筆を超えました。止まることなく、ジリジリと少しずつ増えていますので、前回のブログを読んだけどまだ署名していないという方がおられましたら、ぜひお願いしたいところです。

 

 

署名の発信者からは定期的に興味深い報告が届きますが、今回は「マイクロカプセルを吸入することによる肺疾患のおそれ」でした。

PM2.5 と比較されることの多いマイクロカプセル。大きさで言えば、PM2.5 は 2.5 μm(マイクロメートル)、マイクロカプセルは 10 μm とのことで、マイクロカプセルの方が4倍小さいことになります。

PM2.5 ですら肺に入っても排出されないのですから、それよりも4倍小さいマイクロカプセルが排出されるはずもなく。

洗剤・柔軟剤だけでなく、巷にリリースされている香料入り製品は数年前と比べても残香性が高くなっています。おそらく、香料自体をマシマシにしているだろうし、マイクロカプセルを使用しているものもあるでしょう。

例えば、エアコンの吹き出し口に装着するタイプの車用芳香剤ってあるじゃないですか。

あれ、洗剤・柔軟剤つかっていない方が乗車すると、まるでそれらを使っているような香りが服、下着、皮膚までこびりつきます。とんでもない威力です。

これらの香り製品を使うということは、24時間365日香り成分を吸入しつづけているということ。

きっと肺の中もフローラルなんでしょうね。こわい。

 

また、上記リンク先にも記載がありましたが、

消臭抗菌成分入りのマイクロカプセルが吸入され、破裂しないまま肺にまで到達、肺の奥で破裂して、そこで消臭抗菌成分を放出している可能性すらあります。タンパク質変性作用がある成分ですので、肺組織に直接大きなダメージを与えてしまいます。

という部分。

小沼もここまでは想定しておりませんでした。

マイクロカプセルが破裂しないまま肺に到達し、なにかの拍子に破裂すれば肺の中で成分が放出されるのですよね。

マイクロカプセルがどの程度の衝撃で破裂するのかは不明ですが、ちょっとした外力(例:飛び跳ねる、階段をおりるなど)で破裂するのであれば、常に肺の中で破裂しまくっていることになります。

また、それだけ小さければ血管内に入り込むことも予想でき、血管内で破裂する可能性も否定できません。

 

4年前に「COPD の最大要因はタバコではない?」でエントリーしました。

COPD は別名「タバコ病」と言われていますが、喫煙率が下がっている現代において肺がんも COPD も増えているのはどういうことなのでしょうか。

もちろん、禁煙・卒煙した方が数年もしくは数十年経ってから COPD や肺がんを発症した場合、こうした方の分により喫煙率が下がっているわけですから、喫煙率が下がっているのに肺病が増えているのはおかしい!と単純には言えません。

しかしですね、COPD や肺がんの原因が 100% タバコなんでしょうか? もしそうであれば喫煙者全員が肺がん、COPD に罹患しないとおかしいわけで。

医師が肺がん患者に『あなたの肺がんの原因はタバコです』って断定しないですよね。車の排気ガスかもしれないし、なにかの化学物質を長年吸い込んでいたのかもしれないし。

結局はデータ的に喫煙者が多かったから原因をそれにしているだけではないでしょうか。

 

そうなると、日常的に皆さんが使っているであろうスプレー剤も十分に肺を損傷する原因になります。

柔軟剤の抗菌・消臭成分には第四級アンモニウム塩が使われています。そう、スプレー剤と同じ成分です。

極端な言い方ですが、柔軟剤を使うということは第4級アンモニウム塩をずーっとシュッシュッしているのと変わらないってこと。

肺の中に抗菌成分、消臭成分を取り込みたいですか?

 

個人的に一番困るのは、香料を嗅がされているということ。どこに行ってもフローラル臭からは逃れられず。

これは言い方を変えれば「タバコが嫌いという人を強制的に喫煙所に放り込むようなもの」ですよ。

受動喫煙が問題になって数十年経過していますが、強制的に香りを嗅がされることについてはまったく理解も得られないまま時間が過ぎていってます。

香料製品を使う方が(誰にも迷惑をかけず)自爆するなら、なんとも思わないんですよ。

でも、実際は香料製品をつかわない方々が迷惑を被っているわけで。というか、香料製品をつかっている方が気づいていない(鈍感)。

 

本当に香りが必要ならば、自己完結せよ。

周囲の人が香りを感知することなく、自分だけ楽しめばいいと思います。

特に日本人ね、主張するとこ間違ってるからね。

香りは嗜むものですよ。

当院は 香料で体調を崩す方を受け入れている鍼灸院 です。「香りが長続き」「本格消臭」などと謳う、柔軟剤や合成洗剤などの香料製品を日常的に使用している方で「全身無香料のご準備ができない方」はご予約・ご来院をご遠慮ください。また、新型コロナワクチンを接種できない方を保護する観点からワクチン接種済みの方もご遠慮いただいております。詳しくはこちらをご覧ください

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