寒くなってきて、換気が気軽にできなくなってきました。
そうなると問題になるのが「治療院の空間に漂う VOC の存在」です。
VOC とは Volatile Organic Compounds の略で日本語では「揮発性有機化合物」といいます。
簡単に且つ範囲を狭めて書きますと「合成洗剤と柔軟剤の成分」のことです。
基本的に MCS は、この VOC に触れる・吸入することで発症します。
ですので、おぬま治療院では高残香性の洗剤、柔軟剤使用者の来院をお断りしているわけです。
症状が出てしまうと診療どころではありませんので(予約をキャンセルして休まないといけません)。
ところが、こうした患者さんに限って来院したがるのです 😥
ですので、この記事のように無香服をご準備いただいております。こちらもよかったら読んでください。
本来、来院を希望されるのであれば香料製品を止めていただくことが本筋です。おぬま治療院としては、これ以上の妥協策はありません。
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約1年半ぶりに来院された患者さん。
一度目はヘビーな香りをまとってお越しになりましたので、お帰りの際に説明させていただきました。
2週間ほど経過して二回目の来院。香害に関心と理解をしてくださり、無香服で来院していただけました。新品の服の香りはいいですね。そして、全然ラクに動けます 😀
主な訴えは、ふくらはぎが半年前からつってしまうことと、腰の痛みがでしたが、一度目の施術で割と緩解しているようで安心しました。
コストと時間をかけてでも、小沼に協力していただける患者さんの懐の深さ、温かい心遣いなどに感激しています。
この御恩はバランス調整とサービスでお返ししていくのみです。
このことについては、こちらの患者さんだけではなく、これまで香料製品の自粛をお願いし、ご協力いただけたすべての患者さんに対して、小沼はいつもこのように思っています。本当にありがたいです。
皆さんのお気持ちに応えていくため、おぬま治療院はこれからも歩みをとめません。
今後ともよろしくお願いいたします。