常にニュートラルな状態で患者さんのお身体を拝見し、そこから導き出される情報を使わせていただいて施術を行っています。
患者さんのお身体を注意深く診ていくことで得られるその情報に沿って経穴(以下、ツボ)を決定していくわけですが、稀にうまくいかないときがあります。
うまくいかないというのは、シンプルに言えば症状の軽減緩解がみられない、もしくは軽減緩解がみられても非常に弱い効果しかないことを指します。つまり私の勉強不足が原因です。
施術前に患者さんの情報を得、ツボに刺激を加えていく。やることと言えばこれだけなのですが、私の情報読み取り能力が低いせいで不満足な結果になってしまいます。
料理人に例えるならば、材料(情報)をうまく調理できないことと同じことかもしれません。今日のタイトルと一緒で「チャーハンを作ろうと思ったのに出来上がってみたらリゾットだった」みたいな感じです。
目の前の患者さんから情報をいただき、ツボを決定して施術していく。情報の読み方、理解の仕方を間違えると自ずと間違ったツボを選定してしまい結果がついてこない。
現在の私は運良く「リゾットが出来上がってもチャーハンに作り直すことができます」が、本来であればストレートにチャーハンを作れるようにならないといけないわけです。
人間のカラダのことですから、機械のように確実な方法はありません。それでも一定以上の精度を保ちながら、どんな状況でも安定した結果が出せるようにならないといけないのです。
患者さんのお身体からいただく情報を生かすも殺すも施術側のスキルにかかってきます。
もっと精度を上げる努力を。
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