生理痛と鍼灸

2,3ヶ月前から女性特有の症状で鍼灸施術をする機会が増えています。

もともと PMS や生理痛、プチ更年期障害は多すぎず、少なすぎずの施術数でしたが、昨年末より少し前から微増している感覚です。

 

PMS と生理痛に関しては中学生から来院されていますが、割とよい効果を感じていただけているようです。

ただ、当院の施術をうけていただくと、症状がラクになる代わりに生理期間中の経穴量が増えるようです。

体質によっては相当な量になるようで、過去にはそれが原因で施術を中止された患者さんもおられました。

まぁ、施術後は量が増えるのね♪ と理解していてもビックリする量らしいです。これは妻や娘からも報告されていることです。

なんとか経穴量が減らないものかと試行錯誤しますが、どうもうまくいきません 😥 

それでも症状がラクになることは確かです。どちらを天秤にかけるか……でしょうかね。

※他の鍼灸院で同様の現象があることを確認しておりません。
 鍼灸を受けたら必ず経穴量が増えることではないと思います。
 あくまでも当院の施術では増えてしまいます。

 

その昔、竹村文近 (たけむら ふみちか)先生が著書「はり100本」で “ほとんど(生理のある)の女性は経血がすべて出きっていない” というようなことをおっしゃっていたような記憶があります。

また、”鍼灸を受けることで子宮内に残った経血が出すことができる” ともおっしゃっていたと思います。

毎月の生理ごとに経血が残留していれば、それは瘀血(おけつ)となり、血の流れの滞りを作り、さらにはそれが原因で様々な症状を発生させると思うのです。

ですので、鍼灸を受けてることで経穴量が増えるということは “本来はそれくらい出るもの” という認識でいた方がよさそうです。

 

なぜ残留するのかは分かりません。ケミカルナプキンも原因のひとつとは思いますが、それだけではないでしょうし。

また、鍼灸を受けることでなぜ経穴量が増えるのかも不明です。ホルモンバランス? 骨盤周囲が整うので子宮の位置が良くなる? 血液循環? などなど、予測の域は出ませんが、鍼灸でバランスを調整するとラクになることは確かなようです。

 

「女性は血との関係が深いから、いずれにせよ生理を安定させること」と専門学校時代にある講師にお話をしていただきました。今もその考えに異論はありません。

おぬま治療院では、女性が健康的で活動的に暮らせるようサポートしております。

生理痛だけでなく、気になることがありましたらお気軽にご相談くださいね。メールや LINE をお使いください!

 

当院は 香料で体調を崩す方を受け入れている鍼灸院 です。「香りが長続き」「本格消臭」などと謳う、柔軟剤や合成洗剤などの香料製品を日常的に使用している方で「全身無香料のご準備ができない方」はご予約・ご来院をご遠慮ください。また、新型コロナワクチンを接種できない方を保護する観点からワクチン接種済みの方もご遠慮いただいております。詳しくはこちらをご覧ください

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