10年先

 

事情により、来院は1ヶ月に1度と決めている Z さん。

 

1ヶ月に1度の来院頻度ですと通常はメンテナンス目的になりますが、
Z さんの場合はそこまでの域に達しておらず、
この頻度で回復を狙うのはかなり厳しい状況。

 

しかし、ご事情ではしょうがないですので、
ご自宅で出来そうなセルフケアをいくつかお教えしました。

 

初診すぐの頃はセルフケアをバカにしていたのか、
おそらくやっていなかったと思われます。
(問診と症状で分かりますからね)

 

今でもやっているような感じは薄いのですが、
その後にお教えした別の方法は続けている様子。
この辺りは “合う合わない” なのでしょう。

 

厳しい状況ながら、セルフケアを少しずつ取り入れ、
施術効果も出やすくなってきました。

 

***

 

今までは施術に関しても、セルフケアに関しても、
そして自分の身体に関しても興味がなかったのでしょう。

 

どうしたら回復しやすくなるか、どうしたらもっとラクに過ごせるか、
ようやく自分の身体の状況を受け入れるようになりました。

 

こうなると体調が悪いのも、身体の使い方が悪いのも、
自分の身体に興味を持たずに過ごしていたことも、
すべて自分の責任と気づけるようになります。

 

そして、もっと自分の身体の状態を理解し、
原因を外に求めず、労れるようになります。

 

Z さんはとてもお若い方。

 

この年齢で自分の身体のことを真剣に考えている方はとても少なく、
アスリートレベルの方々じゃないと向き合わないと思います。

 

ですが、逆に言えば、早い段階で身体のことを気遣うようになることは、
健康の「け」の字も意識していない同年代の方と比べると、
これから10年先の健康状態にはっきりと差が出てきます。

 

ストイックになる必要はないと思いますが、
若くして身体の不調に悩んでいる以上、
若い内から健康に投資ができる感覚を身につけておくことはとても大切なことです。

 

10年以上前から定期的に通院され、
風邪をまったくひかなくなった患者さんを見ていて、
余計にそう思う小沼でした。

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