立冬を過ぎたら、朝の冷え込みが厳しくなってきました。
早朝の長男🐈との散歩もそろそろ冬の装いにしないといけないかな。吐く息も白くなってます。
朝の冷え込みが嘘のように日中はお日様も出て暖かいのが救いでしょうか。
暖冬予想もされていますが、そのわりに山には樹の実が少なく。今年も居住区での熊の目撃報告も増えています。やはり地球がおかしなことになっているんでしょうね。
そういや、先週市内の住宅街で熊に襲われて老女がお亡くなりになったという報道がありました。住宅街にも熊が出没するのかと、もし遭遇したら逃げる術もないなと震撼していましたが結局はひき逃げでした。熊もいい迷惑です。
とは言え、本来、山に食べ物が潤沢にあれば熊が人間の居住区に来ることもないわけで。彼らも生き延びるために必死なわけですよね。
我々が暮らしやすい生活を追求していった結果、野生生物が生きにくい環境を作っていることは確かだと思います。
昔、患者さんで熊森協会の方がいらっしゃいまして、小沼も公園のどんぐりを拾い集めてお渡ししたこともありましたが、それだけでは解決にはいきません。かといって、何をしたらよいのかも漠然としていて解らない。
地球規模で出来ることを考えないといけませんね。それが難しいのですけれど。
さて、今度の日曜日は県議選の投票日です。選挙ドットコムを見ると、全国で約30の選挙の投票が同日に行われるようです。
市内では5名の立候補者が毎日がなっております(笑) どの選挙戦でもそうですけど、こういうときだけ張り切るのってどうかと思うんですよね。
選挙戦の前にならないと『任期中、私たちはこういうことをやりました』って報告しないしさ。そして、それが市民や県民の生活を豊かにするとは到底思えないものばかり。こういう施設を作りました! とか声高々に言っているけど、大して利用もされていない。結局、得しているのはゼネコンとか、そういうところばっかりだよね。やはり「政治屋」ってのは常人とは乖離している生き物なんだなぁって改めて思います。
本人や親族、近しい人がいたら申し訳ないんですけど、個人的には県議って一番いらない役職だと思ってます。市議(町議・村議)ほど市民生活に近くないし、とても中途半端。基本的には県議なんてなくていいでしょう。国会議員はほんのひとつまみ、本来の役目を果たそうと頑張っている方もおられますが、それ以外は論外。
そして、今回の県議選はきついなぁと感じたのが数日前に掲載された立候補予定者の調査票の結果を見てから。
福一の処理水に関する質問だったみたいですが、7割以上の立候補予定者が「どちらとも言えない」と回答しているのには愕然としました。
- 処理水の海洋放出に賛成か反対か ⇒ どちらとも言えない
- 東電と県漁連とが交わした約束は守られているか ⇒ どちらとも言えない
えーっと、立候補予定者の皆さんって福島県に在住なんですよね???
それで「どちらとも言えない」。
現職の方は県を代表しているし、当選を目指している方もその立場を狙っているのに???
まぁ、いろいろな立場もあり、わりとセンシティブな問題だと思うので言及を避けたのかもしれませんが「どちらとも言えない」はさすがに無責任だわ。
どちらとも言えないってのは、悩みに悩んで出した回答というよりも無思考、思考停止だからこその回答なんだと思うんですよ。
震災から10年以上が経ち、話題性としては多少の薄れはあると思いますが「県議、もしくは県議を目指す者の回答」としてはお粗末としか言えない。
必ずしも処理水の海洋放出に反対してほしいとは思ってません。ただ、どちらとも言えないってのは雑すぎる。
7割強がこのような思考の方々が県議になって、果たして福島県をよりよい方向に導くことができるんでしょうか。
会津若松市代表の現職県議4人の実績も知らないし、この任期中いったいどこで何をしてきたのか。それすらも不透明の状況で投票しろって方がおかしい。
選挙期間中、毎日毎日クルマの中から手を振って、当選すればあとは知らぬ存ぜぬになり、大して働いてもいないのに高給(83万円)をいただき、ほんといい職業ですね。
現在のところ、5人の立候補から選べと言われても無理ゲー。
ワクワクも未来も感じない5人からどうやって絞ればいいというんでしょう。
棄権だけは避けたいけれど、ここまで絞れないのもハードモードすぎるでしょ。
投票率がどんなに低くても当選すれば県議として働くことになるシステムもおかしいよね。それ、当選っていうんだろうか。
せめて、何千票とらないと当選にならないという制度があればなぁ。
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