今年最後の連休が終わりました。
細かいこと言っちゃうと11月の祝日も有給を取れば連休にできると思いますけども。
秋の彼岸が終わってから天候に恵まれず、雨が多い印象です。おまけに気温も低い。風邪ひきさんも増えています。
土曜日から妻が体調不良に陥り、小沼は連休中、家事全般に追われました。娘たちの後方支援もなく（休みだったのでお寝坊さん）、孤軍奮闘でクタクタ。そこにこの天候不良と気温低下が重なって小沼自身もちょっとギリギリの体調になっています。ここは無事に乗り切りたいところです。
日頃、家事はやっている方だと思っていますが、妻の代わりに炊事、買い物、名もなき家事などをこなしていくと、いかに自分が ”やっているつもり” だったのかがよく解ります。妻だけでなく、世界中の主婦（主夫）を心から尊敬します。いつもありがとう。
特に炊事は本当にプレッシャーで、冷蔵庫の中のものをざっと見渡してメニューを決め、下ごしらえをして調理をするのがきつかったですね。自分では趣向を凝らしたメニューにしたつもりでしたが、結果的には3日間おなじような構成になってしまいました。
もともとクリエイティブな思考が苦手。調理も作り出すという観点ではクリエイティブな思考が必要です。レンチンしたりタイパを求めたり、スーパーの惣菜を買ったり、下ごしらえ済みの食材を買ったり、そうなるよなぁと。だから一概に加工品や惣菜を責めることもできません。
しかしながら、ラクをしたその先には落とし穴があることも事実。タイパを求めてレンチンしたその食材は栄養価がゼロになるだけではなく、癌化しやすくなるのは既知。ラクやタイパを続けた結果病気になれば、その治療などに時間もお金も奪われることになります。本末転倒ですよね。
そんなことを思いながら、脳に汗をかいて苦手な炊事をしていました。あらためて妻に感謝。そして、3日間おいしいと社交辞令で褒めてくれた娘たちにも感謝(笑)
さて、愛用しているシェーバーをバラして、中に入っているリチウム電池を取り出そうと奮闘したお話です。
女性の方でもムダ毛処理用の電動シェーバーをお使いの方もいらっしゃると思うので、何かの参考になればと書きます（といっても問題点ばかり指摘する内容ですけど笑）
で、まず何故シェーバーをバラしてリチウム電池を取り出すことになったのか。その経緯から書いていきます。
先日、ヒゲを剃り終わりましたら、シェーバーのランプが点灯しました。説明書を片手にランプ点灯の意味を調べると「刃の交換」だそうです。
いまのシェーバーはよく出来ていて、初回起動時から日数をカウントしているらしい。2年くらい経過すると交換ランプが点灯してお知らせしてくれます。
剃り味が落ちてきていることに薄々気づいてはいたのですが、なんとなく剃っておりました。
せっかくお知らせしてくれたのだからと替え刃を探したのですが、その結果にビックリ！
替え刃の値段よ(笑)
ピンキリでしたが、平均価格 25,000円 程度。どうしてこうなった？ ちなみに通常価格は 5,000円 ほど。替え刃の後継商品も出ていますが、8,000円 近くする。
少し調べてみると、こちらの替え刃は製造を終了しており、在庫限りになっていると。あー、なるほど、いわゆる転売ヤー価格になっちゃっているんですね。
しかし、いくらなんでも価格を吊り上げすぎではないかな。これじゃ誰も買わないし、ハイエンドもしくはミドルレンジの新品を買った方が安いと思う。
というわけで、どこもかしこも軒並み転売ヤー価格だったことで、小沼はすっかり替え刃を購入することを諦めたのでした（5,000円程度の安くて評判のいいシェーバーを買いました）。
ということで、最初の話に戻ります。
燃やせないゴミで出しても良かったのですが、やっぱりリチウム電池が気になったので分解を試みます。
説明書を見るとわりと簡単そうに書いてあったのですが……
実際には説明書が解りにくいわ、専用の工具が必要だわ、で苦戦することに。
説明書が解りにくいのは紙面の都合上、そう丁寧に記載できるものではないのは理解できますが、普通のプラスドライバーで分解できると思ったのに星型のねじ頭（トルクス）を採用していて、トルクスビットなんて普通の家庭にないので分解できず。
結局、マイナスドライバーを隙間に差し込んで力任せに分解することになりました。
それでもキレイに分解できた方だと思いますね。
で、問題は手前にある緑の電池（リチウム電池）がハンダ付けで固定されているということ。
さすがのマイナスドライバーもハンダ付けされている箇所には差し込めず。ここでゲームオーバー。基盤が付いたままですけどしょうがないです。
最終的には電池をこの状態のまま家電量販店に持ち込み、回収してもらいました。店員さんからも『ハンダ付けしたんですか？』と聞かれる始末(笑) そんなん自分でやるわけないだろ～。
ということで、リチウム電池のリサイクルに協力しましたが、これ絶対リサイクルさせる気がないよねって思ってしまった。
精密機械の充電部分なので簡単に外れては困るのは解ります。だからこそ、このようなガチガチな状態にしたんでしょう。
でもね～、本当にリサイクルに協力してほしいなら、もう少し簡単に取り外せるような機構にしないとさ、これでは途中で「もうやらね」ってゴミに出されちゃうよ。
まぁ、メーカーによっても取り外しやすい・にくいがあると思います。国内メーカーのそれは解りません。ただ海外メーカーはねじ頭の時点ですでに日本とは異なっているのでトルクスビットが付いたドライバーを揃えておく必要があるかもしれないですね。
労力のわりにはモヤモヤする結果となり、非常に残念。メーカーさん、リサイクルに協力してほしいなら、もうちょっと考えて作ってくださいね。
