土曜日の夜は郡山市・芳賀地域公民館にてボランティア治療に参加してきました。
福島県鍼灸師会としては9回目、小沼個人としては2回目の活動。
19時開始ということで30分ほど前に到着しましたが、すでに準備は完了し、被災者さんが列を作っている……。
開始時間よりも早く始めるのは慣例のようで、準備した3台のベッドは即埋まりました。
慣れず、不便な避難所生活が1ヶ月以上続いている中で、鍼灸マッサージを楽しみにしてくださっているのは嬉しい限りです。
そして、これまでボランティア治療に参加された先生方がしっかりと寄り添ってくださったからこそ、被災者と鍼灸師との間に隔たりがなく、温かな空間になっているのだと感じました。
活動初日に拝見させていただいた被災者さんに偶然お会いすることができ、治療も担当させていただきました。
4週間の間にがんばって治療を受けられていたようで、当時の全身バリバリ・ゴチゴチはなく、回復傾向にあることが確認できました。
やはり鍼灸はよく効くのだなぁと実感(*^^*)
目の前の患者さんに喜んでいただくことだけを考えて治療させていただき、気づけばあっという間に21時前になっていました。
たった数時間の活動ではありますが、鍼灸マッサージを必要としてださっている被災者の方のお役に立つことができたのであれば、この上ない喜びです。
ボランティア治療が明日への活力になり、それぞれの復興の後押しになることを祈って。