週末ごとにやってくる寒波。そろそろ計画的な気象操作なんだと気づけないものでしょうか。
今週はクリスマス、来週は年末年始ということで、わざわざイベント事に悪天候をぶつけてくる意味がよく解りません。だって、消費が乏しくなるわけですから、それって社会が循環しませんよね。
とか、なんとか考えていながらも明日に来院される患者さんに何かあっては一大事!と早めに予約の変更やキャンセルなどのご案内をさせていただき、本日朝の時点ですべての患者さんにご変更いただけました。ご協力ありがとうございました。
中には今年最後の治療という方も多くおられ、小沼としても今年一年のお礼を直接お伝えしたかったのですが、同じ市内とは言え「台風 + 寒波」では想定外のことが起こったら大変ですから。無理して来院いただいてもちゃんと自宅に戻れるかはわからない。それならば、予定を変更していただいた方が安全です。
明日は遠隔での治療がほとんどとなりました。少しでもお役に立てるよう、しっかりと波動を飛ばさせていただきます。よろしくお願いいたします。
さて、『性格が悪い人の特徴【態度編】』というものがありました。ツイッターからの拾い物画像ですけれど。
これをざっと眺めていて、ふと気づいたのは「香料ユーザーも割りと当てはまるなぁ」ってこと。いや、もちろん香料ユーザーでも性格が良い方もいるとは思います。当院の患者さんのように、最初は香料ユーザーだったけど無香料や香害、化学物質過敏症( CS )に理解のある患者さんもいらっしゃいますので。
また、無香料やナチュラリストの方でも上図に当てはまる方もいるでしょう。
ですので、以下は「無理やり」香料ユーザーに当てはめていますけど、馬鹿にしようとか、陥れようとか、そういう思いはありません。
他人を見下す
柔軟剤のニオイが苦手と伝えると見下したような態度をとる香料ユーザー、いますよね。
こんなにいい香りなのにわからないだけじゃなく、クサイなんて信じられない、みたいな感じ。
同僚の失敗を喜ぶ
同僚=香害被害者と脳内変換してください。
合成香料で具合が悪くなるなんて言った日にゃあ、「特異体質でかわいそう」と半笑い。
当院に初診でコンタクトを取って来る方の中にも『あら、大変ですね(笑)』みたいな方、結構います。自分は CS に罹患しないという自信があるんでしょうね。
SNS 界隈を眺めていると『香料で具合が悪くなるという同僚がいるから、今日はいつもよりも柔軟剤マシマシの服で出勤してやった♪』みたいな方も割りと多くて、こういう方は真性の性格の悪さだと思ったり。
威圧的 or 高圧的
以前もブログに書きましたが、無香料をお願いするだけで『私はそんなに臭わないと思いますけど!』とか『じゃあさ、何で洗えばいいんだよ!』って、突然豹変して噛みついてくる方が多数おられます。
まぁ、そもそも威圧的(高圧的)な時点で、たとえ無香料でも当院では受け入れませんけど。
好き嫌いで態度変容
この項目については性格の良し悪しに関わらず、かなとも思いますが、香料ユーザーは割りと無香料派やナチュラル派を敵視している印象が強いです(小沼の主観です)。
どこの馬の骨かもわからない人間に「当院はノーフレグランスな鍼灸院なので無香料でお願いします」と言われてカチンと来るんでしょうね。
香料ユーザーの好きな香り、好きな洗剤を真っ向から否定する小沼なので、態度変容させてしまうのはいつものことです。
相手の立場で態度変容
この項目も性格の良し悪しに関わらず、かなと。
当院としても正直な話、日用品にまであーだこーだは言いたくないです。ですので、極力下手(したて)にお願いするのですが、それが原因で論破できると思われてしまうのか、態度が変わって高圧的になる方が一定数おられます。
まぁ、無香料 VS 有害香料について、小沼が論破されることはありませんが、だらだらと平行線をたどることが多いので時間の無駄になります。
思い通りにいかず不機嫌に
なんで治療を受けるためだけに好きな香りをやめなきゃいけないのか。それが香料ユーザーにとっては理不尽なことに感じるようです。ほとんどの場合、電話でのコンタクトが多いのですが、電話口で態度変容して口調が変わる方も多いですね。
当院は「来院・入室は無香料の状態で」と規程している以上、この規程を何人たりとも破ることはできません。他人の不機嫌よりも小沼自身がニオイにやられず、常に最高のパフォーマンスで施術に当たることの方が大切です。
忙しい中、都合をつけて予約していただき、いざ行ってみたら、前の患者が持ち込んだ香料によってヘロヘロになっている治療家に施術してほしくないじゃないですか、誰でも。
香料ユーザーはこういう影響をまったく考えられないんですよね。自分さえ施術してもらえれば、それでいいと思ってる。甘いよ。
注意などをスルー
大丈夫かと思い来院していただくと、まぁほとんどの方がフローラル(無香料の準備はしたつもりの方が多数)。とりあえず初診はしょうがないと施術します。
施術後、香害や化学物質過敏症、無香料についてのお願いの資料をお渡ししますが、まったく香料の強さが変化しない方が稀にいます。
なんで伝わらないんだろうと試行錯誤しますが、そもそも資料をほとんど読んでない、注意しても馬鹿にしてスルーしている香料ユーザーがいます。残念ながらこういう患者さんはハッキリと来院自粛をお伝えしています。
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性格が悪い人の特徴と香料ユーザーの特徴が似ていたもので、やや無理やり感もありましたが、それぞれの項目について実例を交えて書いてみました。
上述しましたが、すべての香料ユーザーの性格が悪いわけではないと思います。たまたま出会った(通話した)、年間にして数百人の香料ユーザーがこういう人たちだった、というだけかもしれません。
決して、今日のエントリーは柔軟剤や合成洗剤使用者を揶揄する目的ではありませんのでご了承願います。
それで、「思い通りにいかずに不機嫌に」でも書きましたが、やはり自分の好きな香料を他人のために止めることって相当なストレスだと思います。生活を根底から変えてしまう可能性があるわけですから。しかし、それは逆に「香料はすでに後戻りできないくらい(止めることができないくらい)生活に入り込み過ぎている」とも言えます。だからこそ、当院なりの説明をした後、それでもいいという方のみ受け入れているわけです。
ノーフレグランスを貫く当院としましては、今後も無香料を来院者に強く求めていきます。それは小沼自身が元気に治療家として活動するため、香料に不安を抱える患者さんに安心して施術を受けてもらえる環境を維持するため、です。
サイトやブログに何度となく書いていますけど『私はそんなに臭うとは思いません』は合成香料に順応して気づかなくなった嗅覚になっているだけです。おそらくスーパーで買った様々な商品に付着した柔軟剤臭に気づくことすらできないでしょう。
そして、そのような方が自信満々に無香料ですとアピールされても治療院内はフローラルに充満されます。殺す気か、と。
ぶっちゃけ、実際には香料ユーザーの治療をすることはできます(望んではしませんが)。ただし、無駄話せず、真冬でも真夏でも窓を全開にします(それでもクサイし苦しい)。それでなんとか終えられます。ただし、問題はその後なんですね。
香料ユーザーが帰ったあと、治療院内の残香はいつまでも排出できず、香料ユーザーが乗ったベッドやバストマットの脱臭は困難。小沼自身も具合が悪くなり、万全の状態で施術することなどできません。香料が苦手もしくは発症してしまう方だったら速攻で具合が悪くなり、施術どころではなくなります。
ノーフレグランスを掲げるまでの数年間、小沼は毎日このような状況の中で香害と戦っていました。「注意などをスルー」のような患者さんも多かった。施術後、何度手を洗っても取れない香料に辟易しながら、その臭くなった手で食べるおにぎりの不味さは経験した方じゃないとわかりません。
娘さんたちが学校に行っていたときは帰宅後の強烈な移香にダウンさせられ、持ち帰る給食着に頭痛を起こしながら脱臭し、早朝から近所のコインランドリーの柔軟剤くさい排気に苦しめられ、買い物するとほとんどの商品に香料が付着していて、お釣りの札も小銭も柔軟剤クサく、来院する患者さんは無理解の香害さんばかり(当時)。
このような日々を過ごしてあっという間に CS を発症しました。もちろん小沼自身の身体に耐性がないのもひとつの原因だったと思いますが、それ以上に昨今の香料製品は度が過ぎています。何にでも付着して香り続ける成分が身体に良いわけないでしょう、と思います。
まぁ、こんな話を書いて訴求してみても香料ユーザーには対岸の火事に見られ、香料で体調を崩すかわいそうな人(変人)としか映らないのでしょうし、理解は進まないと思います。
冷静なのか冷たいのか解りませんが『そんなのメーカーに言えばいい話でしょ!』と突っぱねられた経緯もございます。いや、言っても変わらない(むしろ改悪化が進む)から、ユーザーに直接言うしか無いでしょって返しましたが。
本当に理解が進まない香害ですが、当院はブレることなく啓発(ほとんど文句笑)していきます。
柔軟剤や合成洗剤ユーザーで冒頭の図にハッとするようでしたらご注意くださいね(そもそも柔軟剤ユーザーがこのブログを読んでいるわけないと思いますけど)。
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